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弟: 小5~中学生

めまい外来にリハビリ入院

投稿日:2018年5月14日 更新日:

弟くんが起立性調節障害で倒れてから一年が経過した頃、めまいが酷くて寝たきりの日々だったので、耳鼻科に連れて行き、そこから「めまい外来」を紹介されました。

紹介して頂いた医師は、めまい関係の書籍を何冊も出されている、五島史行先生。

弟くんが入院した2018年当時は、東京医療センターに「めまい外来」があり、そこにリハビリ入院することになりました。

2021年現在は、五島史行先生は東海大学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)に転院されています。ご自身の病院、五島耳鼻科めまいクリニック(東京都町田市)と兼務されているようです。

この時、まだ小学六年生の弟くん。

入院なんてした事なかったので嫌がるかと思いきや、入院を快諾。

この頃はまだ、病院に対して、治してもらえるかもしれないという期待の方が大きかったのだと思います。

ちゃんとリハビリしたら治るからね!

と、声をかけてくれた五島史行先生。

弟くんが入院を快諾できるくらい、五島史行先生の診察はとても丁寧で、希望を持たせてくれるものでした。

 

めまいの診断結果は「偏頭痛めまい・右前庭障害」

めまいの原因を特定し、正確に診断するために、様々な精密検査をして頂きました。

赤外線CCDカメラによる眼振検査、前庭誘発筋電位検査、聴性脳幹反応による片頭痛めまいの診断、重心動揺計検査による平衡機能検査など。

それらの検査の結果、弟くんの診断は、編頭痛めまい・右前庭障害

前庭障害とは、突然、強い回転性めまいと吐き気・嘔吐を生ずる疾患です。安静にしてもなかなか収まりませんが、動くとさらに悪化します。
めまいは内耳にある前庭、半規管、それらからの情報が伝わる前庭神経、脳幹、小脳のいずれかが障害されて起こります。

前庭神経炎は、内耳から脳へ情報を伝える前庭神経が、なんらかの原因で障害されてめまいを生じると考えられています。発症前に風邪症状がある人が多いため、ウイルス感染が原因と疑われていますが、詳しいことは分かっていません。

生命に危険のある病気ではありませんが、前庭神経炎によるめまいは非常に強烈で、通常は救急車で病院に搬送されるなどして入院治療をされる方が多くいます。

引用: 社会福祉法人 恩賜財団 済生会6

相当辛かったんだなぁと改めて思います。

 

辛いめまいは動いて治す!

リハビリ入院は、月曜~金曜の一週間。

この一週間、めまい外来に入院している患者さんがひとグループになり、一緒にリハビリを乗り越えるというスタイルでした。

めまい外来に来ている患者さんの症状・診断名はそれぞれ違います。

症状は違えど、治療法として教えてもらう、めまいリハビリ体操は皆一緒。

辛いめまいは動いて治す!

という事で、あえてめまいを起こすような運動を繰り返し、それを毎日行うことで小脳を鍛え、めまいの原因となる平衡機能のトレーニングを目指すのです。

弟くんも、毎日この30分間のハードなリハビリをこなしていました。

講師をしてくださったのは、なんと、このリハビリの卒業生。

めまいリハビリ体操で、めまいを克服した方が講師となって、皆に寄り添い、励ましてくださっていたので、とても説得力があります。

めまいで辛い時に、自主的にこのめまい体操をやるというのは、かなり根気のいることだと思うのですが、皆さん、家族や仲間の支えのもとで頑張ってらっしゃいました。

実際に良くなったと話している方も多かったです。

けど、注意が必要なのが、本当に倒れてしまいそうなくらいめまいが酷い時には、この体操は不向きです。一日のうちで少しでも体調の良い時に試してみるのが良いと思います。

 

弟くんもしばらくは、この体操頑張っていましたが、

今思うに・・・

弟くんの場合、リハビリ体操をやる前に、プロテインや鉄不足の補足と、水分の代謝を良くする為の漢方などが先に必要だったのではないかと思います。

こういった事が、数年経った今ならわかるのですが、この頃はただただ必死に病院探しをして、全面的に医師に頼り過ぎていたように思います。

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栄養療法は最強の治療法だと思いますが、独断で始めるのではなく、栄養療法のクリニックで検査をして、今体の中で何が起こっているのかを知る事が何より大事。

まずは知る事!そして出来る事から実践してみてくださいね。

大丈夫!きっと良くなります!

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