先日、91歳の義母が突然動けなくなってしまいました。
体が死後硬直みたいに固まってしまって、寝返りも出来ないし、起き上がったら今度は寝転ぶこともできない。体が強張ってしまってるから、オムツを脱ぐことも履くことも出来ず、体を動かすと「痛い痛い」と痛がり、体を拭いてあげるのも半分しか出来ずに、途方に暮れてしまいました。
「とうとうその時が来てしまったか・・?」
近所に住んでいる兄達家族も呼び寄せて、最悪の事態も覚悟をしたのでした。
91歳の義理の母は、農家の嫁として頑張っていた証でしょうか、腰が直角に曲がっていて、食も細く、骨と皮だけのガリガリ体型です。
このイラストは爺さんだけど・・まさにこんな感じ。
91歳になったこの年まで、ご飯も自分で作って、お掃除や洗濯も全部自分でこなして、自立した生活をしていた事は本当に凄いこと。
栄養なんか全く気にせず、好きな物を好きなよーに食べて、風邪ひとつひかずに今まで元気に過ごしてきました。
隣に住んで17年になるけど、風邪ひいたの2回くらいかな?
血圧を下げる薬だとか、なんだか諸々薬もいっぱい飲んでるけど、大病する事なく元気で居てくれました。
その義母が、突然動けなくなってしまった。。。
調べてみると、脳梗塞とか、リウマチ性多発筋痛症とか、悪性腫瘍とか、感染症などなど、いろいろな病名がひっかかってきます。
いつも診てもらってる内科と整形外科を受診してみたところ、内科的には「貧血」、整形外科的には「骨がスカスカなので骨粗鬆症からくる関節痛ではないか?」という事で、ひとまず重病説は否定出来そうかな?
という事で、しばらく我が家に来て過ごしていました。
毎日ボーンブロスを飲んで、毎食タンパク質を摂って、野菜たっぷりの天然出汁のお味噌汁を飲んで過ごしていたら、顔色良くなってきて、自分で着替えられるようになって、お風呂も自分で入れるようになって、日に日に元気になってきたではないですか!
栄養療法をずっとやってきた私としては、こんなに目を見張るような効果を感じられるってホント嬉しい限りです。
骨と皮だけのガリガリの義母が長生き出来ている秘訣はなんだろ?
と、よく子ども達とも話しているのですが、
粗食であること、水代わりに毎日緑茶を飲んでいること、ノンストレスなことかな? って。
ガリガリに痩せた体だけど、自分の消化力にあった分しか食べてないだけで、胃腸にとっては無理を強いられることなく楽なんだと思うし、
家が大好きで、どこにも出かけずにずっと家にいて、何が楽しみで生きてるんだろ? って思ってしまうけど、そんなの余計なお世話で、テレビでいろんなスポーツ観戦を楽しみにして見ている義母は、サッカー、ラグビー、野球、相撲と、なんでも好き。
本人的にはスポーツとは無縁の生活だったと思うけど、テレビ観戦しているだけでワクワクしているのかもしれないし、淡々と生きている事に喜びを感じているのかもしれないなって思います。
栄養療法を学んでいると辿り着くのが、このマインドセットなんですよね。
無意識の思考や思い込みから病気を作り出してしまう事もあって、食事療法だけで改善しない場合は、ここを変えていかないといけない。
義母は、栄養療法なんか程遠い生活をしているのに長生きなのは、最強のポジティブ思考のおかげかもしれません。
▼母に買ったナースコール、腕時計タイプのものを見つけて即買いしました。
100m離れていても呼び出せるので、隣の家に居ても検知してくれます。
今まで、iPhoneを持たせていた事もあったけど、どれだけ操作が簡単だとしても出来ないんですよね。。。
それに、万が一倒れた時を考えたら、ボタン1つで呼び出せるのは確実!
子ども達がOD時代、夜中や朝方に心拍数が上がって苦しくなる事が多かったので、このナースコール知ってたら買ってたかも。
先日、「ローバッテリー」「ローバッテリー」って突然喋り出したのでビックリしましたが、バッテリー切れになる前に、自分で教えてくれる仕様になっていたので、改めて高評価♪