お義母さんの話しの続きです。(前回の記事)
1週間後、整形外科に血液検査の検査結果を聞きに行くと、
「リュウマチの心配はないみたいだから良かったね」
「あと5日、炎症止めの薬を飲んでそれで終わっていいからね」
と、いつもの優しい先生に癒されて帰ってきたのですが、
血液検査の値をよく見てみると、ALPが異常に高かったり、CA(血清カルシウム)、P(血清リン)もかなり低い値。。。
こんなに異常値が出ているのに、整形外科の先生は何も言わなかったけど?
この血液検査を持って、長年診て頂いている内科の先生に見てもらったら、
即、エコー検査。そして、CTも撮る事に。
結果はまだ先ですが、腎機能があまりよろしくない様子。
これって、整形外科の先生が指摘してくれても良かったことでは?
「心配だから、念のため内科に行って診てもらった方がいいですよ」
くらい言ってくれても良かったのに。。。
今回診てもらった整形外科の先生は、弟くんが怪我でよくお世話になる先生で、いっつも優しい笑顔で対応してくれるから大好きだったけど・・・
以前読んだ本を思い出してしまいました。
長尾和宏先生の、「その医者のかかり方は損です」には、
医者や病院の選び方を大半の人は間違ってる。
「大病院は設備が整っているからいい」とか、「話しをよく聞いてくれる先生はいい医者」とか、「テレビに出ている有名な医者だから腕がいいのだろう」とか、そんな基準で決められるものではないと。町医者でも優秀な医者は沢山いるし、話しをよく聞いてくれるからと言っていい医者とは限らない。ようは「病気を治せるかどうか」だと。
今回の事で、ホント長尾先生のおっしゃる通りだなと思いました。
今まで、お兄ちゃんと何十件も病院巡りをしてきましたが、医者って自分の専門内だけで判断して「問題なし」って判断する人多くないですか?
今回も、危うく安心して終わってしまうところでした。。。
整形外科の先生としては、
「足が痛い」「体が動かなくなった」というのを、
炎症止めの薬を飲んで、「痛くなくなった」「体を動かせるようになった」わけだから、目的を果たしたという事で間違ってはいないのかもしれないけれど、医師だったら、この血液検査の異常を指摘してくれても良かったのでは? と思ってしまいます。
一度こちらの本を読んでみてください。医者選びの見方が変わると思います。
話し変わりますが、、、介護生活ってとんでもなく大変ですね。
お義母さんは、ゆっくりながらも自分で着替えたり、オムツ取り換えたり、ご飯食べたり、お風呂も、なんとか自分で出来ているから、介護してるなんて言えないかもしれないけど、
「決まった時間に3食作ってあげる」これだけでも結構しんどいこと。
お義母さんは食べる物も違うし、毎日決まった時間に食べるというのを崩さないように合わせていると、仕事していても、買い物行くにしても時間に追われてしまう。
しかも、一緒に暮らすとなると些細な事もストレスに感じてしまう事が多々あり、
例えば小さな事で言うと、朝のテレビ番組は見てるチャンネルが違うので、合わせている方にとっては我慢ですよね。
卵焼きだって、お義母さんは甘いのが好きだけど、私はだし巻き卵派だし、
お義母さんの食べ方が汚いのも、本当は嫌でしょうがなかったりするし、
リビングのど真ん中にポータブルトイレを置いて使ってるから、その処理をしなきゃだし、
だけど実の親子じゃないから、お互いに小言を言う事もなく、些細なストレスを感じながらも、少しの我慢をして一緒にいる感じ?
これが実の親子なら、「お母さん、食パン食べる時に椅子に寄りかかってたべないでよ~パンくずが床いっぱいだよー」とか言っちゃうのにね。
けど、介護って子育てと違って、どんどん大変になっていくものだから、こんなの序の口なのよね?
序の口で既にアップアップしてしまってるのに、この先どうなるんだろ。。。
お兄ちゃんが元気になったら、社会復帰したいと思ってあれこれ考えていたのに、私はこうしてずっと介護生活をする運命なのかしら・・・
最近ちょっとお疲れ気味の私です。