弟くんがベースにハマったのは、まだまだ体調悪かった頃の2年前。
ハードオフでジャンク品の中から掘り出しものを見つけて、自分で弦を張り替えたり、塗装し直したりして、格安で揃えていきました。
上記写真は弟くんが集めたベースやギターの数々
塗装が剥がれて古びた感じになっているのは、弟くんがわざと削ってアンティーク加工したもの。
ジャンク品とはいえ、元は↓こんな感じに充分綺麗な状態だったのに・・・
わざと傷をつけて、それが格好いいのだとか。。
せっかく綺麗な状態の物を見つけて買ったのに、私には理解できません。。。
そして、そして、
ある日、いきなり一つのベースの表面を削りだし、
マット加工のニスを塗って、
木目を活かしたシックなベースにリノベーションしてしまいました
この頃の弟くんは、こんな感じでベースを弾くだけじゃ飽き足りなくて、デザインも替えたりして、とにかくベースをいじり倒していたので、夢中になっている間は体のだるさや不登校の劣等感から開放されていたのかなって思います。
そしてその頃・・・自宅裏のケヤキの木を切る事になり、
「ベース作りたいから、60cmくらい残しておいて!」
と、
60年ものくらいのケヤキの木でしたが、めちゃくちゃ固くて重くて、これだけの大きさでゆうに50キロは超えるくらいの重量でした。
そのケヤキの木を削り、
両端を切り落として、
こんな感じにして、「生木のまま使えないから、乾燥させる」とリビングの端っこに放置し、あれから1年半。。。
今年の4月に高校に入学し、念願の軽音楽部に入ったことでベース熱が再燃した弟くんは、思い出したようにケヤキのベースを引っ張り出してきました。
電気のこぎりやカンナで、切ったり削ったり磨いたりしながら、
なんとなく形になってきちゃった
正直、丸太からベース作るなんて、「絶対無理でしょ~」と思っていましたが、弟くんは毎日楽しそうにこのベース作りに励んでいます。
削ってみたら、虫食いがあったり、亀裂が入ってたりしてるのも、
「味があっていいっしょ♪」
と、テンションあげあげ
最終的に本当に仕上がるのか、まだまだ難関がありそうだけど、夢中になれる何かがあるっていいよね
バンドのメンバーとも一気に仲良しになって、高校に行くのが楽しみでしかたない様子の弟くんです。