大麻取締法が改正され、2024年10月1日より従来のCBDの購入が厳しい状況になってしまいました。
この改正の目的は、「大麻成分を医療用や産業用に利用できるように明確に管理する」という事らしいけど、
一般ユーザーにはどのような影響があるのでしょう?
法改正によって受ける影響
日本で販売されているCBDは、依存性のあるTHCという成分(劇的な精神活用作用、つまりハイになる成分)は除いて販売されています。
今回はこのTHCに対しての規制がより厳しいものになったのですが、
「もともと取り除いている物なんだから、何が問題なの?」
と思いますが、
「取り除いてますよ」と言っても、微量のTHCは残っているわけで、そのTHCの含有量が、
今までは、THC濃度0.02%未満ならOKだったのが、
改正後は、THC濃度0.00001%~0.001含まれていたら違法。
と、ありえないくらい非現実的な基準値になってしまったのです。(世界で一番厳しい数値設定)
この規制によりどうなるかというと、
- いま国内で流通しているCBDはほぼ違法の製品となってしまう
- CBDの品質管理コスト・検査コストが大幅に上昇し、多くのCBD事業者が廃業
- 合法的かつ安全なCBD製品の供給が減少し、消費者が違法または低品質な製品に依存するリスクが高まる
- 重篤な症状をCBDで緩和している患者さんが治療の手段を失ってしまう
- CBD業界は大きく衰退し、わたしたち消費者はCBD製品を気軽に試せなくなってしまう
という事で、多くのCBD製品が市場から姿を消す可能性が高く、一般ユーザーがCBD製品を購入するのが非常に難しくなると予想されているのです。
重篤な症状を緩和している方にとっては死活問題になってしまいます。
CBDの効果
CBDは、大麻植物から抽出される成分の一つで、依存性がなく、安全性に優れています。多くの研究により、CBDは以下のような様々な病気や症状に対して効果があることが示されています。
- 不安やストレスの軽減:CBDは、神経系に働きかけることで、不安やストレスを軽減する効果あり
- 痛みの緩和:慢性的な痛みや炎症を和らげる効果があり、特に関節炎や筋肉痛に対して有効
- 睡眠の改善:CBDは、睡眠の質を向上させる効果があり、不眠症の改善に役立つ
- てんかんの治療:特に難治性のてんかんに対して、発作の頻度を減少させる効果が認められている
- 皮膚の健康:CBDは、抗炎症作用や抗酸化作用があり、アクネや乾癬などの皮膚トラブルの改善に役立つ
他にも、自己免疫疾患、アレルギー性疾患、内臓機能の調整、自律神経の調整、高血圧、心臓病、糖尿病、癌治療など、数々の病気に効果があり、
副作用がほとんどなく、安全性が高いと認められています。
でもね、CBDとか大麻とか初めて聞く方は、なかなか信じがたい気持ちになりますよね。
私も初めてCBDを勧められた時には、
「依存性もないし、合法的なものだし、是非使ってみて」
と言われても、
「やばい世界に誘われてる」
と思って完全に引いてました。^^;
その後いろいろ調べてCBDの安全性を知り、どれだけの人が救われているのかという事も知り、
実際、効果を感じているので、困ったときのCBD頼みという感じで使用するようになりました。
CBDと大麻の真実について、DaiGoが温泉に入りながら説明してくれてます。^^;
CBD3つの種類
販売されているCBDには3つの種類があり、
フルスペクトラム | ブロードスペクトラム | アイソレート |
ヘンプ(大麻)に含まれている全ての成分(THC含む) | フルスペクトラムからTHCを除いたもの | 成分の99%以上がCBDになっているもの |
※日本で販売されているフルスペクトラムは、THCを除いてあり、ブロードスペクトラムと同様の意味で使われているそうです。(要確認)
この中で、どれを購入するのが一番いいのか?
私は、「CBDの純度が高い方がいいでしょ!」と思っていたので、アイソレートかと思っていましたが、答えはブロードスペクトラム。
麻から成分を抽出する時に、CBD以外の成分も残せば残すほど薬としての効果が高くなり、これをアトラージュ効果と言うのだそう。
でも、2024年10月からの法改正で、メーカー側はTHCを限りなくゼロにしようと努力をしますよね、
その際にTHCと一緒に他の有効成分もそぎ落とされてしまう可能性があるとすれば、アトラージュ効果も弱まってしまう。
という事で、今まで以上に作るコストはかかるのに、効果は薄くなり、商品は高くなってしまうのではと懸念されているようです。
一般ユーザーとしては、大前提として「本物のCBDを選ぶ」というのを意識しないと、むしろ逆効果になることもあるので注意が必要になります。
安全かつ高品質なCBDが購入できるのはここ、
ブロードスペクトラム・THCフリー・高濃度CBDを販売するNaturecan
ネイチャーカンは、品質と抽出プロセスにこだわっていて、世界20カ国以上で販売されている人気のCBDブランドです。
10月1日以降も販売可能なTHCフリー商品も多数あり。法規制の影響なのか、かなりの割引で販売されています。
こういった意見もあります。
ご自身の体に必要か否かは、ネガティブな意見も参考にした上で、ご判断くださいね。
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