お兄ちゃんがカンジタ治療に通っていた栄養療法のクリニックのドクターにサジを投げらけました。
「私が未熟な所があって、私の技量では十分に対応しきれないので、申し訳ないのですが、これ以上は・・・」
とのこと。
先生曰く、半年間やってきたカンジタ除菌の結果もよく、食事内容も完璧にこなしている状態で、お兄ちゃんの症状が改善されないのはどうしてなのか・・・自分の技量ではわからないという事らしいです。
うすうす気づいてはいたけど、やっぱりそうきたかって感じ。
ここはストレス外来をやっている心療内科で、副腎疲労、ブレインケア、有害物デトックスなど、薬を使わず治していく事を謳っているクリニックなのに、カンジタ除菌しただけでお手上げって、、、どうなのでしょう?
実は私、、、
受診2,3回目から感じていました。
この先生、栄養療法の事あまり詳しくないんじゃないかと。。。
だってね、受診の回を重ねていくごとに、診察時間の半分くらいは沈黙の時間。
ドクターがパソコンに向かって、うんうんと考えている時間なんです。
私:(一生懸命考えてくださっているのだから口を挟まず待つべきよね・・)
と思って、質問も控えて待ってました。
ただただ、診察室に沈黙の時間が流れます。。。
ある時は、沈黙の時間だけで延長料金を取られた事もありました。
さすがに、それはないでしょ? って思ったので受け付けに聞いてみると、「決まりですので」と。
初めて行った時は「じっくり考えてもらって有難い」と良きに捉えていたけど、考えた時間に対して結局答えが出てこないので、私が用意した質問に答えてもらうだけの、なんとも物足りない診察の時間でした。
なので、こうしてサジを投げてきた事は、驚きもしないし、全くもって想定内。
念入りに調べて、ここに決めたのに、、、
何がショックって、自分がこのクリニックに決めた判断が大ハズレだったことがショックすぎ。。。
とりあえず、この日はお兄ちゃんの大学に提出する為の診断書が欲しかったので、「慢性疲労症候群の診断書がほしい」とお願いしたのですが、
「うちでは書けないので、総合病院で診断してもらってください」
は? いまここで診てもらってるのに?
心療内科ですよね?
「綜合病院で診てもらったところで、慢性疲労症候群って言葉もあまり浸透していないところで書いてもらえると思えないし、初診でいきなり書いてもらえるわけないですよね?」
「そもそも、慢性疲労症候群の症状でここに通っていたつもりなんですけど?」
「お母さんはそのつもりだったのかもしれませんが、私はその認識じゃあまりませんでした」
は? 今まで事細かに伝えてきた事はなんだったのでしょう?・・・
「それじゃ、先生はどういった見立てだったのでしょう?」
「いや、まあ、それは、・・お腹の状態が悪くて・・検査でカンジタ菌が出ていたので、腸による慢性的な炎症が疲労の原因なのかな? と思ってました」
「でも、慢性疲労症候群の原因ってカンジタだけじゃないですよね?」
「・・・原因ははっきりわからないですが・・」
「ですよね? なので、今は1つの原因が無くなったというだけで、実際には症状が続いているのに、これでも慢性疲労症候群とは認められないということですか?」
「・・・・」数分間の沈黙・・
「上咽頭炎の方はどうなんですか?」
「今2回行ったところですが、上咽頭炎の治療は1回や2回で結果が出る物ではないので、今はまだなんとも・・」
「けど、炎症はあったんですよね?」
「はい」
「それなら上咽頭炎が原因なんじゃないですか?」
は???
「いや、断片的ですが1年半くらい通っても、症状がスッキリ改善されないので、こちらを受診したのですが?」
「それと同じですね、こちらも」
「カンジタ治療をして改善しているけど、問題の症状は改善されていないという事なので、うちでできる事はもう・・何もないという事なんですが、、、」
「他にもう調べようがないって事なんですか?」
「ん・・まぁ、私のところで出来るのは、これ以上は申し訳ないんだれど、、、」
(他に調べようがないって・・カンジタ以外にも沢山原因はあるでしょうに・・・ダメだこりゃ・・・)
と、こんなやり取りで最後の診察は終わりました。
結局、苦し紛れの末に書いてもらった診断書は、
強迫性障害と起立性調節障害という内容。
起立性調節障害が、こんな風に便利に使われてしまってる事が悲しい。
このクリニックに決めた理由
そもそも、私がどうしてここのクリニックに決めたのか?
そして、このクリニックの名前は?
というのが気になる所ですよね?
ここでクリニック名を書いて酷評したいとこだけど、今回は完全に私の選択ミスだったので、名前を書くのは控えますが、、、
私がこのクリニックを選んだ時の決め手だったのは、キントン海水療法。
あるブログでこのキントン海水療法を知り、「安全で副作用のない治療法なのに、治療する側が驚くほどの効果がある」と書かれている記事のを見て、そんな魔法みたいな治療法があるのか!? と心踊らされてしまいました。
探してみたら東京(八丁堀)で唯一やっていた病院がこのクリニックだったのです。(2024現在)
初めて受診した時、このキントン海水療法について質問してみましたが、私がSIBOやリーキーガットなどの話しを先にしてしまったので、「とりあえず、まずは腸の方から診てみましょう」という事になり、キントン海水療法は一旦おあずけになりました。
なので、最後になったこの日また質問してみたのですが、
「キントン海水療法を、試してみる事は出来ないのでしょうか?」
「まぁ・・・やってみないとわからないですね・・・」
と、なんとも歯切れの悪い言い方。。。
奇跡の治療法じゃなかったの??
しかも、いつの間にかクリニックのHP上からキントン海水療法のページが削除されていたようで、「ネットに載せちゃいけないって言われたので、HPからは削除しましたが点滴はやってます」との事。
奇跡を起こすと言われている治療法が、何故に「ネットに載せちゃいけない」と言われているのか、真相はわからないですが、、、やる気のない医師の態度で、それ以上つっこむ気にもならなかったです。
紹介されたクリニックに行くべきかどうか
こちらの先生が紹介してくれたのが、分子栄養学の講師をされている宮澤先生。
旧宮澤医院は、2024.4より京橋に引っ越しされたようで、名前も新たに京橋ウェルネスクリニックとなったようです。
宮澤医院は栄養療法のクリニックを探しはじめた時、一番候補にしていたクリニックでした。
栄養療法で行き詰った時には宮澤先生のブログを見て勉強させてもらっていたので、宮澤先生に直接診てもらえたらそれが最速だろうと。
それなのに私が決めかねていた訳は、権威のある先生になればなるほど仕方ない事かもしれないけど、診察時間が初診で30分。再診で15分という短さ。診察料金は高額。
勿論、診察時間が短くても充分判断できるのかもしれないし、高くてもそれ相応の価値があるのかもしれません。
なので、その裏付けを取りたくて、ブログやXなどで調べてみました。
宮澤医院+「治った」「寛解」「良かった」「元気になった」
などのポジティブワードで検索してみたのですが、何故かヒットしなかったのですよね。。。
逆にネガティブワードは沢山検出されて、
宮澤先生や、他の有名どころの栄養療法を何軒もハシゴして、まじめに取り組んできたのに、未だ体調改善せず苦しんでいる人の記事の方が多くて、、、
最終的には行ってみないとわからないという事で、躊躇してしまいました。
栄養療法の効果を否定する訳じゃなくて、
今回、改めて栄養療法をやってきた人たちの経過を調べてみたのですが、
栄養療法 治った とか、
栄養療法 元気になった
などで検索してみると、ヒットしてきた多くは、意外にも「全ての不調は自分で治せる」の著者、藤川先生が多かったです。
何故意外に思ってしまったかというと、私自身が藤川理論だけで治してあげる事が出来ずに、いろいろ調べていくと、メガビタミン反対派意見も沢山目にしてきていたので、藤川先生が提唱している栄養療法だけでも体調改善されている方が沢山いる事には驚きでした。
元気になられている方の記事に出会えると、すごい励みになりますよね。私もまた頑張ろうと。
我が家でも、弟くんはかなり元気になりました。
お兄ちゃんの病院をどうするかって事については、メチレーション検査や遺伝子検査など、まだまだ気になる検査はあるけれど、
今の気持ちとしては、お兄ちゃんが持っている生命力を信じて、今まで学んできた事をコツコツと積み上げて様子見にしようかなと思っています。
また調べていくうちに気持ち変わるかもだけど、、、
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