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起立性調節障害

成長期が落ち着けばODが治るってホント?

投稿日:2021年9月2日 更新日:

起立性調節障害って、「成長期に起きるホルモンバランスの乱れが原因で、成長期が落ち着けば体調も良くなってくる」と、言われているけれど、実際どうなんだろう?

振り返ってみると、お兄ちゃんが復学したのは中3の春。
その時から高3現在まで身長の伸びはわずかなので、成長期が落ち着いたら良くなるというのに合致している気はするけれど、、、

ただ何もしないで、その時期を待ってたら良くなるとは思えないこの病気。

この悶々としていた疑問をクリアにしてくれたのが下記のクリニック。

起立性調節障害は自律神経の失調ではなく、エネルギー不足が主な原因です。起立性調節障害は思春期の子どもに見られるものですが、これは思春期=成長期だからおきる病態なのです。つまり、背が伸びる=骨が伸びるにはカルシウムだけでなく鉄やタンパク質が必要になります。

体格が大きくなればそれに伴い、循環血液量も増えなければいけませんので、造血のために鉄、タンパク質、ビタミンB群が消耗されます。鉄はエネルギー産生に欠かせませんので、不足するとミトコンドリアでのエネルギー産生が低下してしまいます。また、セロトニンというやる気を出す脳の神経伝達物質は、鉄・ビタミンB群・タンパク質などから合成されますので、意欲の低下も起きえます。

男子の場合、背が伸びるのが止まれば徐々に鉄の貯金が増えて自然に治ることが多いですが、まれに高校生になって背の伸びが止まっていても鉄の貯金が枯渇している生徒がいますので血液検査が重要になります。

起立性調節障害の治療は、小児科や内科では無理です。なぜなら、原因を自律神経失調と捉えているからです。栄養欠損によるエネルギー産生不足という認識のもと、不足している栄養素の摂取をしなければ劇的な改善は見込めません。

残念ながら起立性調節障害を診察する病院・クリニックを掲載しているHPには、栄養療法を行っているクリニックは載っていませんので殆どの方が適切な治療を受けられていません。起立性調節障害でお困りのお子さんの保護者の方は、是非分子整合栄養医にご相談ください。

gdm clinicの「起立性調節障害を劇的に治す方法」より引用

そう、そうなんですよね。

何もしなくても成長期が過ぎたら良くなるのではなく、質的栄養不足になっているので、成長期に"より必要としている栄養素"を足してあげたら良くなるという事。

その不足分がわからず枯渇したままにしていると、だるい、頭が痛い、お腹が痛い、めまいがする、意欲が沸かないなどの、起立性調節障害の症状が出現してしまうという事だったのです。

このgdmクリニック(岡山県)のように、起立性調節障害の原因を理解してくれている医師に早い段階で出会えれば、子供達の大切な時間を失う事なく、いつもの暮らしを取り戻せていたのかなと思います。

近くに栄養療法のクリニックがない方は、栄養分子の本を参考にするだけでも、かなり改善の糸口が見つかりますよ

栄養療法(オーソモレキュラー療法)で有名な溝口徹先生の本。
タイトルが「うつ」だけど、栄養療法の基本がこれ一冊でわかるのでおススメ。

ミネラルの大切さがわかる一冊!

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栄養療法は最強の治療法だと思いますが、独断で始めるのではなく、栄養療法のクリニックで検査をして、今体の中で何が起こっているのかを知る事が何より大事。

まずは知る事!そして出来る事から実践してみてくださいね。

大丈夫!きっと良くなります!

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