先日の記事で、フェリチンが272になった事をご報告しました。
1年前にフェリチン160になったのを最後にサプリは中止していたので、どうしてそんなに高くなったのかは、いまだ謎。
(炎症が起きてるかも? という考察は上記記事で書いてますので、ここでは省略します)
フェリチンが上がった原因になってるのかどうかわかりませんが、
一年前から鉄瓶を使い始めました。
約40年ずっと使い続けていたヤカンがあったのですが、↓
ホーローが剥がれてきてしまったので、やむなくの買い替え。
基本的に壊れるまで捨てられない性格なので、こんなにも長くお世話になりました。
それにしても、
キッチン周りは白や透明で揃えたいので、鉄瓶なんて候補にもなかったのですが・・・
いろいろ調べてみると、
微量とはいえ、自然に鉄分も摂取できるし、
一生物だし
フライパンも鉄フライパンに替えたとこだったので、
鉄瓶いいかも
と候補にあがりました。
けど・・・
見た目が可愛くない。
せっかく久しぶりに買い替えるんだから、
テンション上がるものにしたいのに、
この黒い物体はどうも好みではなく・・・
悩みました。(少しだけ)
だけど、
今は少しでも体にいい物を使いたい。
という事で、鉄瓶に決定!
なんとなくのイメージで、メンテナンスが大変とか、錆が心配とかあったけど、何にも面倒な事はなかったです。
蓋を開けてお湯を沸かして、
ポットに入れる時だけ蓋して、(ゆげで手が熱くなるから)
また蓋を外して置いとくと速乾するので、錆びる暇がない。
一年経った今でも購入時のまんま綺麗な状態です。
ちょっとした筋トレになるくらい、ズッシリ重いので、
キムチを漬ける時の重石に丁度いい感じ。
・・と、
どうでもいい話しになってしまいましたが、
鉄瓶から鉄分が摂取できるのか
って話しですよね。
結論から申しますと、
微量ですが、きちんと摂取できます
そして、鉄瓶から溶け出す鉄は体に吸収されやすいという事もわかりました。
こちらの論文【調理中の鉄鍋から溶出する鉄量の変化】より引用させて頂きます。
鉄鍋、鉄びんから溶出した鉄の78%~98%が吸収されやすい2価鉄であり、中でも食酢添加では98%と、ほとんど2価鉄で、しかも安定性に優れていた。
鉄瓶・鉄鍋・フライパンから鉄分は摂れる事が証明されていました。
具体的には、
鉄瓶で湯を沸かした時は、コップ1杯200g→0.04mgの鉄分が溶出されているとのこと。
1日の飲料水1.5Lを全て、この鉄瓶で沸かしたお湯を飲むとした場合は、0.3mgほど。
少ないといえば少ないですが、毎日摂取する事を考えると"ちりつも"大事ですよね。
ちなみに、この論文には、
調味料を添加することで、鉄が多く溶出すると書かれてます。
鉄鍋や鉄フライパンで調理した食材に、お酢、トマトケチャップ、食塩などを添加する事によって、より多くの鉄分が溶出するとのことです。
我が家では、鉄フライパンも日常使いしているので、これもフェリチン上昇の要因になっているのかも?
私が購入したのはコレ
鉄瓶といえば、大仏様の頭みたいにボコボコのデザインが多いですが、あのボコボコが嫌いなので、少しでもスタイリッシュなデザインが良くて選びました。
鉄フライパンのおススメはコレ
普通の鉄フライパンより焦げ付きにくく、お手入れがしやすいです。
錆防止加工がされていないので、使い始めの空焚き不要!