お兄ちゃん、今朝イタリアに出立しました。
約2週間、初めての海外一人旅です。
羽田空港8時半発という早朝便を予約した時から危惧してた事ですが・・・
やっぱりね、大変でした
「明日は朝早いんだから、朝ごはん食べてすぐに出られるように、ちゃんと最後の確認しとくんだよ」
・・・と言っていたのに、
4時半に起こして、いつまでも下りてこないでゴソゴソ、、、
「何してるのー??」
「いや、ちょっと待って、パスワードが・・・」
「はぁ?? パスワードってなんの?? なんで今??」
もう、、、いつもそうなんですよねぇ。
出かける時になって、「なんで今?」ってこと始めるの。
5時半に家を出ないといけないのに、あっという間に5時。。。
そして、
「昨日お父さんと話して、羽田空港まではこのルートで行く事にしたよ」
と。。。
「なんで? 昨日ちゃんと調べて、羽田空港までのルート決めてたのに?」
「そのルートが一番早いから」
・・・・
これ、これなんです。
旦那さんの困ったところ。
能天気過ぎて、何もわかっちゃいないとこ。
お兄ちゃんにとって大事なのは、
単純に最短時間じゃなくて、
迷わず行けること
でね、結局どうなったかというと、
乗り換えがホーム間じゃなくて、一旦駅の外に出ないといけない場所だった為に、道に迷って一本乗り遅れてしまい、
電車が一本ズレた事によって、降りなくていい所で降りてしまって、更に一本乗り遅れて、結果30分遅れて羽田空港に到着
お兄ちゃんは電車嫌いで、乗り慣れてないからこうなる事は予測できたことなのに・・・
しかも、
「2時間前は早すぎるから1時間半くらい前に行けば大丈夫だよ」
・・なんて事を言ってギリギリの時間設定をしてたから、30分の遅れは命とり
結局、羽田空港に到着したのは、ちょーギリギリの1時間前で、
お兄ちゃん、最後は搭乗口まで走りながら電話をかけてきました。
だから言ったのに。。。
旦那さんの能天気なとこに助けられる事も多々あるけど、今朝みたいにイラッとする事も多いのよね。。。
という事で、早朝からバタバタでしたが、
お兄ちゃんが大きなリュックを背負って駅に向かって行く後ろ姿に、涙が溢れてしまいました。
休学してずっと家に閉じこもりっきりだったお兄ちゃんが、自らこんな大きな決断をしたこと、
電車嫌いだったお兄ちゃんが、こうして一人駅に向かっている姿、
誇らしくもあり、不安もあり、なんの涙か自分でもわからないけど、
「ちゃんと生きて帰ってきてね」
母の願いはそれだけです。
Buon viaggio