ヘッダー画像からトップリンク

兄: 大学生 カンジタ SIBO

アレルギーのある人、腸が弱い人はレクチンに注意!

投稿日:

栄養療法のクリニックから渡されている記録用紙に、お兄ちゃんの食事体調を細かく記録しているのですが、お腹の張りや、下痢、腹痛があった時の食事を見直していると、

ナスやトマトが関係してる? という事に気づき、

「もしかしてレクチンに反応してるかも?」

と管理栄養士さんに言われ、気になったので調べてみると、

アレルギーのある人、腸粘膜が弱い人、関節炎、セリアックなど自己免疫疾患の人、リーキーガットはじめ腸が弱い人は、茄子、トマト、ピーマンのレクチンには注意

と書いてあるではないですか、、、

 

いつも参考にさせて頂いている宮澤先生のブログにも、

「リーキーガット症候群」(腸もれ症候群)の原因になる未消化たんぱくになりやすいのが、

小麦に含まれる「グルテン」と
乳製品に含まれる「カゼイン」そして
大豆製品に含まれる「サポニン」「レクチン」です。

これらのたんぱく質を分解する酵素が不足しやすいということがわかっています。
できる限り、これらの食品は避けるようにしましょう。

と書かれていました。

グルテンフリー、カゼインフリーはよく見聞きしていたけど、サポニンやレクチンは気になりつつも、リサーチしきれていませんでした。。。

 

レクチンフリーNGリスト

そもそもレクチンとは何でしょう?

レクチンはタンパク質の一種で、ほぼ全ての動植物に含まれています。

その中で、健康を害する可能性があるレクチンを多く含む食材は下記の通り。

赤字はお兄ちゃんが食べていたもの。

麦・雑穀類

小麦、オーツ小麦、ライ麦、大麦、小麦若葉、大麦若葉、ヒトツブ小麦、カムート、スペルト小麦

米、玄米、ソバ、キヌア、トウモロコシ(グルフリパスタ)、ワイルドライス、ブルグア、コーンスターチ、ポップコーン、コーンシロップ

豆類

大豆、小豆、スナップエンドウ、サヤインゲン、レンズ豆、ヒヨコ豆

豆腐、枝豆、もやし、豆菓、大豆プロテイン、エンドウ豆プロテイン、植物性タンパク質製品、フムス

(もやし、スプラウトなどの発芽させたものもNG)

豆菓、レンズ豆、ヒヨコ豆 圧力調理すればOK

納豆や味噌のように発酵している大豆はOK

ナッツ・種

ピーナツ、カシューナッツ、カボチャの種、ヒマワリの種、チアシード

果物・果菜

キュウリ、ズッキーニ、カボチャ、ナス、トマト、ピーマン、アマトウガラシ、チリペッパー、コクの実、メロン、バナナ(熟したバナナはレクチンが強力になる)

乳製品

カゼインAを含むもの(南欧産でないもの)

ヨーグルト、チーズ、アイスクリーム

精製されでん粉質の多いもの

米、ジャガイモ、砂糖、小麦粉、パン、パスタなどの麺類、シリアル、クラッカー、クッキー、トルティーヤ(トウモロコシ)、ポテトチップス、クラッカー、人工甘味料、ローカロリー飲料、アガべ

大豆油、キャノーラ油、ヒマワリ油、コーン油、ベニバナ油、ピーナツ油、綿実油、グレープシード油、植物性油(部分水素付加されたもの)

上記リスト引用先:食のパラドックス6週間で体がよみがえる食事法

 

体にいいと思って食べていた、玄米カボチャの種ヒマワリの種チアシードがNGリストに入っていました。

キュウリトマトナスもよく食べていました。。。

お腹が張っていた原因はここにあったんですね。。。

 

「レクチンに反応してしてるのかも?」

と言われて思い返してみると、昔からトマトとバナナは苦手って言ってたんですよね。。。

大豆プロテインを飲んでいた時も、「すぐにお腹が膨れる」って。

私に知識がなかった為、スルーしてしまってたけど、お兄ちゃんの体は教えてくれていたんだと思います。

今でこそ、「食べたらお腹張ってきた」とか、「口がチクチクする」とか具体的に教えてくれるようになったけど、「嫌い」とか「食べたくない」って言ってたのには、ちゃんとした理由があったんですね。

ここにきて、いろんな事が繋がってきました。

 

レクチンの体への影響

レクチンが体に合わなかった場合、リーキーガット症候群や、関節炎、甲状腺疾患などの症状が出る事があります。

下記HPに、レクチンの体への影響が詳しく書かれていました。

レクチンには毒性のあるものや、細胞膜に悪影響を与えるものもあります。

レクチンが腸粘膜の細胞膜上の糖質と結合することで、小腸の代謝を阻害したり、腸絨毛や関節に損傷を与えることもあります。すると、吐き気、ガスの発生による膨満感、急性の胃腸症状、栄養素(特にたんぱく質と炭水化物)の消化吸収障害、大腸菌の増殖などが起こりやすくなります。

血液中でレクチンが過剰になると、レクチンが糊となって免疫複合体を形成したり、ナチュラルキラー細胞が正常な細胞を攻撃してしまいます。レクチンが原因となって関節痛などを引き起こす場合もあると言われています。

また、レクチンは、炭水化物の吸収と代謝にも影響いて、腸における糖の取り込みを抑制したり、体内での糖の代謝も阻害するものもあります。

例えば、「血糖値を下げる効果がある」と言われているナタマメですが、これはナタマメに多く含まれるレクチンの効果によるもので、実は健康のためにはかえって逆効果になる可能性もある、という意見もあるようです。

ただし、全てのレクチンが体に悪いわけではなく、人によってどの種類のレクチンに反応して炎症を引き起こすのかは異なると言われています。

引用: 目からウロコ!の栄養セラピー

 

レクチンの悪影響を減らす方法

  1. 皮をむく
  2. 種をとる
  3. 水に浸してよく洗う
  4. 発酵・発芽させる
  5. 圧力鍋で調理する
    (ナス科の野菜、ウリ科の野菜、豆類)
  6. 胃酸・消化酵素をサプリで補う
  7. ねばねば食材を摂る

※レクチンが腸内で問題を起こすのは、レクチンを含む食品を生で、あるいは一度に大量に食べた時だけです。

 

大事なのは毎日の食事と体調の記録をとること

「食べた食材」「体調」「便の状態」これを毎日、丁寧に記録していく事で、体調の変化に気づく事ができます。

記録を取る時には、

サラダ(レタス・スライスオニオン・トマト・ブロッコリー・ゆで卵)

ドレッシング(生ニンニク・チアシード・しょうが・醤油・亜麻仁油)

というように、食材を細かく書き出すことをお勧めします。

こうする事により、

トマトを煮込んでトマトソースにした時は大丈夫だったけど、生のトマトを食べた後はお腹が張ったとか、

今回のドレッシングはチアシードを入れてみたけど、大丈夫だったとか、

自分の体が何に反応するのか、しないのか、洗い出しが出来るようになります。

面倒かもしれませんが、自分の体に傾腸していくしか方法がありません。

どの種類のレクチンに反応するかは個人差が大きいので、自分で意識して感じ取る必要があります。

勿論、添加物だらけの生活をしていたら、体が何に炎症起こしているのかわけわからない状態になってしまうので、まずは基本の食生活を整えた上で試してみてください。

 

最後に

グルテンフリーやカゼインフリーをやるだけでも大変なのに、ここにきてレクチンフリーも加わり、

一体何を食べたらいいの?!

と思われるかもしれませんが、私的には原因が明確になってスッキリした気持ち。

原因がわからない事が一番困るし、お兄ちゃんがここまで体を壊してしまったのは私の責任だから。

それに、私とお兄ちゃんは二人三脚でやってるので、大変ながらも、そんなに苦じゃなく出来てるんだと思います。

これが、体調悪い本人がダイオフ症状に耐えながら、自分で調べて、理想の食事を毎日作るとなったら、どれだけ大変な事か。。。

なので、二人三脚で苦行を分業できるだけ有難い事。

いろんな制限も除菌治療中の今だけだし、短期集中で治したいから、食べられる物の中から好きな物を沢山作ってあげて、ノンストレスで過ごせるよう、引き続き頑張ります

*★*★*★*★*★*

栄養療法は最強の治療法だと思いますが、独断で始めるのではなく、栄養療法のクリニックで検査をして、今体の中で何が起こっているのかを知る事が何より大事。

まずは知る事!そして出来る事から実践してみてくださいね。

大丈夫!きっと良くなります!

↓ポチッとして頂けると励みになります。(*^^*)

  にほんブログ村 病気ブログ 起立性調節障害へ

-兄: 大学生, カンジタ, SIBO

Copyright© 起立性調節障害 克服日記:にじいろ , 2024 All Rights Reserved.