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兄: 中学生 病院・検査編

【ODと診断されるまで4】低血糖症でマリヤクリニック受診

投稿日:2016年9月1日 更新日:

東京近郊で低血糖症に特化した検査や治療をしてくれる病院を2件比較してみました。

新宿溝口クリニック or マリヤクリニック

(新宿溝口クリニックは2021.4に「みぞぐちクリニック」と改名され、新宿から東京駅近くに移転されました)

(下記情報は2016年時のもの。改編されている可能性がありますので最新情報をHPでご確認ください)

この2つの病院の大きな違いは、

5時間糖負荷検査が必須かどうか?
 溝口クリニック→希望者のみ
マリヤクリニック→必須項目

5時間9回の採血を留置針によってやるかどうか?
 溝口クリニック→留置針
マリヤクリニック→都度針を替えて採血

院長先生に診てもらえるかどうか?
 溝口クリニック→紹介状がある人のみ
マリヤクリニック→院長先生が診察

5時間糖負荷検査はかなり体に負担がかかる検査らしいので、今以上に悪くなって後戻りするのも嫌だし、新宿溝口クリニックに行って、まずは血液検査の結果で指導してもらう? と迷いましたが、低血糖症と診断された長男くんを一刻も早く治してくれる所という基準で考えた時、早く治す為にも5時間糖負荷検査を受けて指導してもらった方が良いかな?との判断。

そうすると、次に気になるのは新宿溝口クリニックは5時間糖負荷検査を留置針で検査するという事。

針を9回刺すのは、痛いし勿論嫌な事だと思うのですが、針を刺したままにする(点滴の針みたいに)という事は、血液が固まらないようにヘパリンというのを使うらしく、これにはナトリウムが入っていてアルカリとなり、結果インスリンの値を低くしてしまうらしいのです。

実際に、留置針と新しい針を使うのとで検査数値を調べた結果、とても比較にならない数値が出ているとの事でした。(低血糖症と精神疾患治療の手引きより)

せっかく辛い思いして採血しても、これじゃ意味がないのでは? と思い、最終判断としてマリヤクリニックに決定しました。

この検討の時に読んだ本です。↓

脳から「うつ」が消える食事
溝口徹

 

低血糖症と精神疾患治療の手引き
柏崎良子

マリヤクリニックの院長先生、柏崎先生の著書は、ビタミン・ミネラルの欠乏や血糖値・ホルモンバランスの変動が性格や精神疾患の症状、身体症状とどう関わっているかが丁寧に説明されています。
心身ともに健康であるために、分子栄養学を取り入れる手引きになる貴重な一冊でした。

 

マリヤクリニックに決定

マリヤクリニックの院長先生は、ご自身も長年の低血糖症に悩まされ、それを克服されている経緯がありますし、低血糖症治療の会を発足され長年この道で研究をされている方ですので、遠くても行く価値のある病院と思い決断しました。

マリアクリニックで低血糖症の治療を進める為には5時間糖負荷検査は必須項目になります。

低血糖症にはタイプがあり、反応性低血糖症・無反応性低血糖症と、それぞれのタイプによって、またその人の複雑なメカニズムを詳細に知る事で、その後の治療方針に大きく関わってくるらしいのです。

5時間糖負荷検査をしないで、簡単な血液検査で低血糖症と判断する病院は正しい判断が出来ないと書かれていました。

ただ、この5時間糖負荷検査自体が体に相当負担がかかるらしく、5時間糖負荷検査の途中で具合が悪くなる人や、検査後数日間体調不良になる人がいるとの事なので、体力のない患者にはおススメ出来ないと書いてあるのですから勇気がいる決断です。。

だけど、長男くんがこれからずっと低血糖症と付き合っていかないといけないのだとしたら、きちんと自分のタイプを理解して、もう二度とこんなに辛くて苦しい時間を味わう事のないように対処できるようになりたいので、今後を見据えての決断でした。

これだけいろいろ考えて決断した事でしたが、拒食症になってしまったお兄ちゃんにとって、五時間糖負荷検査は地獄を意味するものでした・・・

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