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兄: 中学生 病院・検査編

【ODと診断されるまで3】精神科を出て低血糖症の病院へ

投稿日:2016年7月26日 更新日:

お兄ちゃんが倒れて5ヶ月が経ち、この間ずっと熱が下がらず、10㎏近く痩せてしまったその体は歩く事もままならない状態にまで衰弱してしまいました。

この時の症状は、

  • 微熱 (37°前後~38.5°)
  • 悪寒 (猛暑の中でも長袖)
  • 拒食 (水を飲むのも苦しい)
  • 吐き気 (食べても食べなくても気持ち悪い)
  • 腹痛 (お腹が張り裂けそうに痛い日も)
  • めまい (物が歪んで見える事も)
  • 動悸 (max160)
  • 頭痛 (脈をうつようにガンガン痛い。頭を触るだけで痛い)
  • 光が眩しい (テレビ・ゲームも無理)
  • イライラ (訳もなくイライラが沸き起こる)
  • 倦怠感 (体がだるくて重くて起き上がる事ができない)
  • 筋力の低下 (ペットボトルのキャップも開けられない)

これだけの不定愁訴を並べて言うと、大抵の病院で「うつ病」「自律神経失調症」と診断され、心療内科や精神科を紹介されるという流れでした。

この頃は、日に日に衰弱する姿に死の恐怖を感じるようになりました。

 

低血糖症との出会い

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毎日毎日パソコンに向かってネット検索し続けていたある日、「低血糖症」という言葉にたどり着きます。

初めて聞いた言葉でした。

うつ病とほぼ同じ症状がみられるという「低血糖症」。

うつ病と診断された人を検査するとかなりの確率で、「低血糖症」だったという衝撃的な事実。

しかも治療法は薬じゃなく、栄養を足してあげればいいなんて!

これだ!

お兄ちゃんはうつ病なんかじゃない!

局面打開した気分♪

けれど・・
ここからまた更なる遠回りの道のりが始まってしまいます。。。

栄養分子療法になかなかたどり着けない昔の自分がもどかしい・・・

 

新宿OP廣瀬クリニック

東京近郊で検討した病院は、

  • 新宿OP廣瀬クリニック(東京都新宿区)
  • 新宿溝口クリニック(東京都新宿区)
    (2021.4にみぞぐちクリニックに改名され、東京駅近くに移転)
  • マリヤクリニック(千葉県千葉市稲毛区)

この中で、新宿OP廣瀬クリニックは院長先生がYouTubeに動画を沢山UPしていて、その動画がとってもわかりやすかったので受診してみる事にしました。(2021年現在は引退されてご家族が継がれているみたいです)

簡単な血液検査をしてもらい、診断結果は予測していた通りの「低血糖症」とのこと。それと、鉄・亜鉛不足。

糖質を控える事と、サプリメントを薦められました。

薬:ジプレキサ・ドクマチール・デパケン
サプリ: ナイアシン・ビタミンB・ヘム鉄・亜鉛

薬から離れられると思っていたのに、ここでも精神薬が処方されています。

この辺りから微熱がずっと上がりっぱなしになり、吐き気も強くなってしまいました。

 

最悪の診察

実際の診察はYouTubeでの説明のような丁寧さは一切なく、短い診察に対して待ち時間が異常に長く、受付の周りの狭いスペースに並んでいる椅子に長時間待たされているのは苦痛の時間でした。

具合の悪い子を連れて、やっとの思いで病院までたどり着いているのに、いつも慌ただしい診察で聞きたい事も聞けずタイムアップ。

それでも、沢山の患者さんがいるのだから仕方ないと思い、先生に相談したい内容を手短に説明する為、紙にまとめて渡した事がありましたが、結局手渡した紙にもろくに目を通さず、手短に診察を終わらせたい雰囲気が伝わってくるような診察。

「先生、あと一つだけ聞きたいのですが・・」と言うと、「時間切れ!」との一言で診察室を出されてしまいました。

ある時には、
お兄ちゃんが歩くのもやっとの状態になってしまったので、重症筋無力症の心配もあり、

「歩けなくなってきたのですが・・」と言うと、
「じゃあお母さんがおぶってここまで来たの?」
と、ニヤニヤ。

「実際、歩いてきたんでしょ?」
「歩けないっていうのはお母さんの過剰な表現だよね?」
「そうやって心配しすぎ、甘やかしすぎな母親だから子どもがこんな風になるんだよ」

という心の声が聞こえてくるような言い方に絶句。

あれから4年。今改めてこの病院の口コミを見ると、私が感じた事と同じような口コミで埋め尽くされています。

この先の病院選びもそうなのですが、私の選択がことごとくハズレで、ただお兄ちゃんを振り回してしまっていた結果になっていたのが本当に申し訳なく、悔しさが残ります。

次に選んだ病院は、千葉県稲城市にあるマリヤクリニック。
自宅から電車で2時間もかかる場所ですが、今度こそいいお医者様に診てもらいたいとの強い思いで決めたのでした・・・

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