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兄: 中学生 病院・検査編

【ODと診断されるまで7】史上最悪の診察:小児総合医療センター

投稿日:2016年12月5日 更新日:

4月にお兄ちゃんが倒れてから半年の月日が過ぎてしまいました。

この頃の症状:
イライラ・頭痛(思い感じ)・腹痛・めまい(クラクラ)・悪寒・倦怠感・光が眩しい・咽のつまり・拒食・便秘

新たな症状:
氷を欲しがる・筋力の低下・手足のしびれ・体に触るのを極端に嫌がる
一日に1・2回お散歩をしているが、日に日に衰えていく様子。

食欲不振:
拒食になって半年間、少しづつしか食べられない状態が続いている。
食事は糖質制限をし、タンパク質・野菜・果物を中心としたもの。
ご飯は発酵玄米。1日6回の食事+サプリメント。
体重が減り続けている。

服用しているサプリ:
・プロテイン(タンパク質)・亜鉛・ヘム鉄・ナイアシン・EPA・ビタミンB群・必須アミノ酸・ビタミンC・カルシウム・マグネシウム・グリシン・コエンザイムG10(全てメディカルサプリ)

ずっと気になっていた精神薬は断薬

気になっている病気:
アジソン病、小腸内細菌増殖症、リッキーガット、腸漏れ症候群、脳脊髄液減少症、重症筋無力症

サプリを摂取し始めてから3ヵ月経過。
まだ改善の兆しが感じられない。

 

小児総合医療センター受診

マリヤクリニックで五時間糖負荷検査をした事で、お兄ちゃんの体調を悪化させてしまい、早急にマリヤクリニックを受診したかったのですが、マリヤクリニックは片道2時間かかるので、近くにある小児総合医療センターに紹介状を書いてもらいました。

ここなら保険診療で診てもらえるし。

栄養やサプリを摂取しても体重が減り続けているので、腸が吸収が出来ない状態なのではと思い、まずは消化器科を受診。

消化器科受診

「血液検査で見る限りでは異常なしですが、総合診療科でじっくり診てもらいましょう」との事。

今思えば、あれだけの不調でも異常なしと判断する、西洋医学の基準がよくわかりません。

栄養療法のクリニック(マリヤクリニック)では、ちゃんと不調を認識し、身体の中で今どんな事が起こっているのかを説明してくださいました。西洋医学の基準とは全く違う見方をしてくれていた事に気づきます。

 

総合診療科受診

総合診療科で診てもらった榊原医師にかけられた言葉は、

「絶対治らないからね」
「絶対」、
「治らないからね」
と。

しかも、何度も念押すように。

こんな言葉を吐く医者って・・・それでも医者と言えるのかな

他に何を言われたかは全く覚えていません。

上記セリフの前後に、「すぐには」とか「年単位で」とかの言葉があったかもしれませんが、上記セリフの語彙を強調して言われたので、そこだけが強烈な印象として残っています。

診察室を出てから、その時既に車椅子だったお兄ちゃんが私の顔を覗き込み、

「お母さん大丈夫?」
「あんな言い方ひどいよね」
「お母さんショック受けてない?」

「言い方だよね」
「時間がかかるけど、頑張ろうね」とか、
「医者だったらそのくらいの配慮するべきだよ」

と・・・

一番傷ついているのはお兄ちゃんのはずなのに。。。

こんなにも優しく私の事を気遣ってくれるお兄ちゃんの言葉で、我慢していた涙腺が崩壊。。。

重い身体を引きずってここまで来てくれたお兄ちゃんに申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

「ごめんね。。。」
「本当にごめんね。。。」

もう、どうしていいのかわからない

どこに行けばお兄ちゃんを助けてあげられるのか、私がどんなに一生懸命考えても、やる事全てが空回りで、お兄ちゃんを苦しめてばかり。。。

ER受診

夜中に動悸が激しく、160/分くらいになり急遽ER受診。

先日診てもらった総合診療科の榊原医師が当直の日だったので診察してもらい、点滴を施してもらうが、特に問題なしとの診断。(誤診)

「思ったより顔色良くて良かった」と謎の言葉。
(こんなに青白い顔で苦しんでいるお兄ちゃんのどこを見てそんなセリフが出るの??)

「ここにはもっと大変な状態で運ばれてくる子供達が沢山居るからね」
(それって遠回しに、頻脈・吐き気・頭痛・微熱・拒食ぐらいはたいした事ないって言ってる?)

翌日、マリヤクリニック受診日。
お兄ちゃんの様子を見てすぐに検査をしてくださり、マイコプラズマと診断

前日に診察した榊原医師の先入観による軽視した見方が、誤診に繋がったのだと思っています。

内分泌・代謝科受診

総合診療科に通う意味を感じなかったので、内分泌科を紹介してもらいました。
マリヤクリニックでの五時間糖負荷検査の結果「機能性低血糖症、副腎疲労」という診断を持って受診。

そこで驚いたのは、マリヤクリニックで診てもらった診断内容が全く通じない。。。

「低血糖症?」「副腎疲労?」「五時間糖負荷検査?」という反応で、鼻であしらわれた感じで終わりでした。

改めて、西洋医学と東洋医学の間にある壁の厚さを思い知り、西洋医学の医師は、東洋医学を全く認めていないそんな印象でした。

内分泌・代謝科でひと通り検査した範囲では異常なしという事で、思春期外来へ。

 

児童・思春期精神科

次に回されたのは、児童・思春期精神科。

大量の問診票があり、母子手帳を引っ張り出して、小さい頃から今までの経過を丁寧に書き出した物を準備。

何時間もかけて書いた問診票にはほとんど目を通さず、パソコンに向かったままの問診。

「痩せたいという願望があるか?」「ありません」

「死にたいという衝動があるか?」「ありません」

・・・・

と、ほとんど沈黙で中身のない1時間が過ぎ、

「僕にできる事は何もなさそうなので、心療内科を紹介します」

 

心療内科を受診

車椅子で診察室へ入る様子や、診察中に座っている事も出来ずに横になって話を聞いている様子を見て、起立性調整障害ではないかとの診断。

ここで初めて、「起立性調節障害」という病名を知る事になります。

お兄ちゃんが4月に倒れてから、9ヵ月が経過してしまった時した。

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