この記事は、強迫性障害についての内容になりますので、ODで検索して辿り着いた方、興味のない方は飛ばしてください。
そして、森〇療法を支持されている方にとっては不快に感じる内容になってしまいますので、即刻「閉じる」事をおすすめいたします。
このブログは良かった事だけじゃなくて、正直に感じた事を書いていきたいので、ネガティブな記事ですが、ここに書き残しておきたいと思います。
森〇療法
強迫性障害で検索していると、森〇療法というキーワードがよく出てきます。
調べてみると、強迫性障害の治療で効果的と言われている、認知行動療法(曝露反応妨害法)とは真逆の発想で、森田療法というものがあるとのこと。
その違いは、
認知行動療法(曝露反応妨害法)は、
不安の原因を探し出し、それを減らしたり修正したりする。
森〇療法は、
不安や恐怖を自然なものとして受け容れ、日々の生活で他にできることをこなしていく。
つまり、認知行動療法は、思考を変えて行くというやり方に対して、森〇療法は、全てをありのままとして受け入れる事で、
不安に思う事に囚われない
↓
他の事に意識が向く時間が増える
↓
気づいたら治っていた。
こんな構図かな?
どっちがいいか悪いかというより、どっちが合っているかは人それぞれのような気がします。
集会に行ってみました
森〇療法で病気と向き合う為の自助グループというのがあり、強迫性障害に特化した集まりがあったので、私だけ参加してみました。
集会には、森〇療法の会員として長年サポートされている方と、今まさに渦中にいて助けを求めている方と合わせて20人くらい。皆さん強迫性障害の経験者で、当事者じゃない参加者は私だけでした。
そこで見聞きした話しをここでするのはタブーなので、詳細には触れませんが、、、
正直・・・
私が感じた気持ちは、大きなショックと絶望でした。
だって、そこにいる方全員、どなたも完治している方が居なかったのです。
会員としてサポートされている方達も、いまだ強迫性障害に苦しんでいる状態で、かれこれ何十年も・・というお話しでした。
もう・・話しを聞いている時間の全てが苦しかったです。
こんな気持ちになるのは、当事者じゃないからかもしれません。
もしかしたら、当事者なら「私と同じように苦しんでいる方がいる」というだけでも、安心や救いの気持ちになれるのかもしれません。
なので、当事者じゃない私が、こんな事を書く事自体が、森〇療法と真剣に向き合っておられる方に失礼なのかもしれません。
実際にブログなどで探してみると、「森〇療法に出会って助けられました」と書かれている方も沢山いらっしゃるので、救われている方が居るのも事実です。
昔、私がODの親の会に行った時には、ODっ子の先輩ママ達がいらして、「今はすっかり元気になったよ」とか、「彼女と今旅行に行ってるよ」とか、「社会人になってこんな仕事をしてる」とか、
「あんなに寝たきりで苦しんでいた子が、今元気になっているよ!」
というお話しを聞けるのが嬉しくて、それが希望になっていたので、毎回、先輩ママ達のお話しを聞けるのが楽しみで、大きな支えになっていたのですが・・・
今回はちょっと意気消沈。。。
かなり落ち込んで帰ってきました。
だからといって、森〇療法を否定するわけではないです。そこで頑張っている人を否定する気持ちもありません。
強迫性障害という面倒な病の実態を見せつけられたというショックが大きかったです。
だけど、世の中には克服した人が居てるから、なんとしても別な方法を見つけなきゃ
お兄ちゃんが元気でいられる為に、母頑張ります。