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兄: 高校生

車椅子生活を乗り越え自転車で高校へ通学できるように

投稿日:2019年4月24日 更新日:

中学1年生~2年生の2年間寝たりで車椅子生活だったお兄ちゃんは、中3に学校復帰し、信じられない事に「受験する」と宣言し、見事推薦条件をクリアして全日制の高校に通える事となりました。

全日制に通っている事が偉いという話しではなくて、2年間寝たきりだった子が目標を持って、その為に体調管理・勉強とを両立させて頑張り抜いたという事が本当に嬉しくて、信じられない気持ちです。

お兄ちゃんが起立性調節障害になってから数々の絶望を味わい、死んでしまうかもしれないという恐怖まで味わった母としては、一切の欲が切り落とされ、残された思いは、
「元気でいてくれたらそれだけでいい」
という切実な気持ちだけでした。

なので、「目標を持てた事」「その為に頑張れた事」その姿を見る事が出来ただけで、もう万々歳でした。

高校は自転車で20分で通える場所にあるのですが、2年間車椅子生活だったお兄ちゃんは体力も筋力も低下し過ぎて自転車にも乗れなくなっていました。

高校入学前に、まずは自転車の練習です。
小さい子が初めて自転車に乗る時のように、足漕ぎから。
サドルを一番低くして自転車にまたぎ、漕ぐというよりは歩くだけ。
それでもハンドルを持つ手がおぼつかない様子でした。

 

160cmを越えた大きな体の子がフラフラと自転車の練習をしている様子は滑稽だったと思います。けど、弟くんがお兄ちゃんの支えとなり、2人で何度も練習を重ねて、

弟くん
お母さん、お兄ちゃんが自転車乗れるようになったよ!

と。(*´▽`*)

お兄ちゃんが自転車に乗れるようになったこと、
弟くんが寄り添ってお兄ちゃんを助けてくれるその姿、
そんな2人の姿が嬉しくて、幸せでした。

2人が一番辛かった時、私も一緒に泣いて、生きる気力を失い、勝手に絶望してしまっていたけれど、もう一度こうして幸せを与えてくれる2人が心より愛おしい。

止まない雨はない

明けない夜はない

そんな言葉をかけてくれる人がいたけれど、真っ暗なトンネルの中にいる時には全然響かなかった。

けど、その時が来たら、昔の言葉がよみがえってくる事ってあるんですね。。

子供達にも、同じように言い続けてあげなきゃって改めて思いました。
今は響かなくても、「大丈夫だよ」って言い続けてあげたいです。

高2になった今

高校に入学してから一年半が経ち、お兄ちゃんの体もだいぶ筋肉がついてしっかりした体になってきました。

けど・・起立性調節障害や拒食症を乗り越えたその体は痩せたまま。
食事も普通に摂っているのに太れないのは、やはりその頃受けた体へのダメージが残っているのかなぁと思ってしまいます。

起立性調節障害になる前、サッカーやバドミントンをやっていた体力と比べると、今は70%くらいでしょうか。だけど、体育も参加できるようになり、毎日朝から学校に行っています。確実に回復に向かってきていると感じます。

なので、いま起立性調節障害で辛い状況の子ども達も、一緒に苦しんでいるママやパパも希望を持って今を乗り越えてほしいと思います。^^

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