お兄ちゃんの頭痛・めまいがなかなか治らず、1ヶ月が過ぎようとした頃、思い出したのが起立性調節障害のブロ友さんが書いてくださっていた、【起立性調節障害と上咽頭炎の関係性について】の記事。
鼻の奥にある上咽頭という場所が炎症を起こしていると、頭痛やめまい、倦怠感、睡眠障害など、起立性調節障害や慢性疲労症候群と同じような症状が出てしまうそうなんです。
鼻の奥の炎症が
さまざまな不調の原因になっていたの
調べてみると、実際に上咽頭炎の治療(EAT・Bスポット)で治ったというブログ記事も沢山あり、目からウロコのお話しばかり。今まで長いことODっ子を支えてきましたが、"上咽頭炎(じょういんとうえん)"という病名との初めての出会いでした。
慢性上咽頭炎の症状
- 上咽頭炎による直接症状
咽頭違和感、後鼻漏、咳喘息、痰、首こり、肩こり、頭痛、耳鳴り、舌痛、歯の知覚過敏、多歯痛、顎関節痛など
- 自律神経系の乱れを介した症状
全身倦怠感、めまい、睡眠障害(不眠・過眠)、起立性調節障害、記憶力・集中力の低下、過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、むずむず脚症候群、慢性疲労症候群、線維筋痛症など
- 病巣炎症として免疫を介した2次疾患
IgA腎症、ネフローゼ症候群、関節炎、胸肋鎖骨過形成症、掌蹠嚢疱症、乾癬、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎など
引用: 日本病巣疾患研究会より
これだけの症状が鼻の奥の治療で治ってしまうかもしれないというのは、凄くないですか?
治療を始める前のお兄ちゃんの症状は、↑赤字の部分。起立性調節障害の時に出ていた症状もめちゃくちゃ当てはまってる!
先日の記事に書いた、軽い咳がずっと続いていたのも上咽頭炎の炎症だったのかな?
この関係性に気づいてくれたブロ友さんに改めて感謝の気持ちです
起立性調節障害を克服するにあたって助けられたのも、同じように起立性調節障害で苦しんでいるママ達が諦めずに調べて、試して、それを発信してくれているブログから辿り着けたことばかり。
起立性調節障害の専門医と言われている医師から教えてもらえた事は、残念ながら何もなかったです。
という事で、、、
早速、上咽頭炎の治療(EAT・Bスポット)が出来る病院を探して受診してきました
上咽頭炎の治療が出来る医療機関
上咽頭炎の治療(EAT・Bスポット)が出来るのは、まだまだ限られた医療機関でしか受ける事ができないようです。
そして、お兄ちゃんが受診してわかった事は、上記一覧に掲載されている病院でも、手技の差が大きいということ。
みらいクリニック院長の今井先生のブログに詳しい事が書かれています。
お兄ちゃんも、納得のいく病院に辿り着くまでに3件まわりました。
この辺りの事も詳しく書いていきますが、病院に行く前に見極める一つの方法としては、病院のHPに上咽頭炎の治療に対しての注意事項などが書かれているかどうか。
そこの病院の医師が、どれだけ上咽頭炎の治療に対して重きを置いているかが1つの判断材料になるかなと思います。実際には、医師との相性もあるし、治療法も行ってみないとわからない部分も多いので、あくまで私達が3件まわった感想ですが。
この治療は回数通う事が大事になってくるので、10回、20回と治療に通うのなら、何より近い所に行きたいですよね、私達も最初はそんな気持ちで上記リストの中から1番近い所を選択して駆け込みました。
そして、治療してもらうわけですが、初めてなので何が正解かわからず、1件目の耳鼻科で5回目まで通いましたが、その間に自分で本を読んだり、上咽頭炎の治療(EAT・Bスポット)をしている方のブログを片っ端から読み漁っていくうちに、今の病院に対しての治療に不信感を感じ、セカンドオピニオンする事になりました。
詳しい事は、次の記事で。