上咽頭炎の治療7回目、サードオピニオン行ってきました。
先日、セカンドオピニオンに行ったばかりですが、病院の治療方法にどうしても納得がいかず、お兄ちゃんに
「もう一件だけ!」
とお願いして、ずっと気になっていた耳鼻科に行く事ができました。
まずはお兄ちゃんを説得
サードオピニオンで行った病院は、東京都福生市にある大野耳鼻咽喉科。
院長である大野芳裕先生は、
1999年に日本で最初の内視鏡を用いたEATの評価をご報告され、 この領域の中で、慢性上咽頭炎治療の発展のためにご尽力された耳鼻咽喉科医のお1人です。
我が家から行ける範囲に、こんな素敵な先生がいらっしゃる事は知っていたのですが、なんせお兄ちゃんが電車嫌いなので車で行ける範囲で選ぶしかなく、やむなく候補から外していたのです。
けど、やっぱりここに行ってみたい!
という事で、お兄ちゃんを説得。
先生の動画を見せて、どんな雰囲気の医師なのかを見てもらって、「治療後すぐに頭痛がなくなった人とかいるらしいよ!」とか、「EATのやり方は手技の差が大きいらしいから、当たりの先生にやってもらったら回数少なくて済むよ!」とか、この治療で良くなった人たちの話しを沢山して、ポジティブな情報をどんどん送り込み作戦です。
今まで散々病院巡りをしてきたお兄ちゃんは、すっかり病院嫌いになっているとこもあり、それに加えて電車嫌いだし、「2件行って同じならもう近い所でいいじゃん」という思いもあるし、そもそも痛い治療を積極的にしたくないし、、、
と、少々ハードル高めでしたが、最終的には、「早く元気になりたい」というお兄ちゃんの思いが決断してくれたように思います。
3件目の耳鼻咽喉科
やっと念願の大野耳鼻咽喉科!
大野医師は、とても丁寧に問診してくださいました。今の辛い症状のことは勿論、6年前に起立性調節障害と診断された事があるなど、きちんと話を聞いてくださる先生でした。
そして、
ファイバースコープで映し出したモニターを見ながら、一緒に上咽頭の状態を確認。(素人目ではとっても綺麗)
「それでは様子を見ながら擦ってみますね」
と、片方の鼻からファイバースコープを入れたまま、もう片方の鼻から長い鉗子で塩化亜鉛水溶液を擦りつけていく。
すると・・・みるみる出血していくのでビックリ
「かなりの出血だね。見た目ではわからなかったけれど腫れてたんだね」
「これだけ出血するって事は重症の部類に入るよ」
「治療して良くなったら、出血しなくなるからね」
と、丁寧に20秒くらい?かけて擦ってくれました。
凄い凄い!
今までの2件と全然違う!
堀田先生の病院に通っている人のブログに書いてあったやり方と一緒!
今までの病院と違って長い間擦ってるのでお兄ちゃんは苦しそうだったけど、「咽もやってください」なんて言えるくらい、我慢強くなっていてビックリ。
お兄ちゃんの「早く元気になりたい」という気持ちが伝わってきてグッときてしまいました。
治療費は、初回3割負担で、2,800円。
鼻うがいもおすすめされて、生理食塩水(300ml滅菌ボトル入り)を250円で購入できるようです。我が家では既に手持ちがあるので、購入しませんでしたが、治療費も生理食塩水もとっても良心的な価格だと思いました。
治療後の感想
お兄ちゃんの感想としては、
「1回目がここじゃなくて良かった。。」
「初回がここだったら死んでたかも」
ってくらい、長く擦られた事が辛かったみたい。
※上記お兄ちゃんのセリフはたとえ話しですので、東京で上咽頭炎の治療が出来る病院を探している方には、大野耳鼻咽喉科をおススメします。
けど・・・
「体が軽くなった気がする」
「頭痛もラク~♪」
ちゃんと治療してもらえるとこんなに即効性があるんだ。
こんなに即効性のある治療なんて今まで出会った事なかったから、本当に凄い
諦めなくてホント良かった。