お兄ちゃんがマウンテンバイクにハマって2年。
普段はナマケモノのようにぐーたらしているお兄ちゃんの唯一の楽しみになっています。
最近は弟くんのバンド活動が忙しくて、一緒に行けなくなってしまったので、父親と2人で出かける事が増えてきました。
お兄ちゃんがシーズン券を購入して通ってる所は、富士見パノラマ。
マウンテンバイクの全日本選手権大会が行われるような、日本最大級のマウンテンバイクフィールドです。
ゴンドラにマウンテンバイクを乗せて、最長約8kmの山道のコースを走り抜けてくるわけですが、コースは整備されているとはいえ、木の根っこがむき出しになっていたり、岩があったり、そんなボコボコの山道を猛スピードで降りてくるのですから、ケガはつきもの。
こんな感じのアイアンマンみたいなプロテクターをガッツリ着てるけど、
それでも、転倒したり、自転車ごと一回転したりで、命がいくつあっても足りないよね・・って感じなので、毎回本当にヒヤヒヤものです。
今のところ大けがはしてないけど、あちこち打撲の跡ありで、絆創膏やシップだらけ。
弟くんみたいに骨折してないだけいいけど、本当に怖い。
だけど、お兄ちゃんが唯一楽しみにしている事だから、父親が頑張ってくれてます。
そんなマウンテンバイクの季節も、そろそろ終わり。
冬場はスキー場へと切り替わってしまいます。
なので、シーズンが終わる前に泊まりで出かけた2人。
富士見パノラマって、駐車場にテントを張ってお泊りできちゃうんです。
しかも無料!
この日は、10月下旬とは思えないくらいの冷え込みで、ガチガチに寒くて寝付けなかったらしいけど・・・
富士見パノラマの駐車場からは、こんな素敵な満点の星空が見れるんです。
雑音が一切聞こえてこない静寂な世界でこの星空を見ていると心が癒されてしまうのは、宇宙を身近に感じるから? 地球の大きさを感じて、エネルギーに満ちた気持ちになります。
ホント、夏ならテントから出て、ずっとこの星空を眺めながら眠りたいくらい。
そして朝は、運が良ければこんな絶景を見る事ができます。
気象などの条件が揃わないと雲海は発生しないので、運が良ければ、まるで天空の道のような素晴らしい絶景に出会うことができます。
そんなこんなで、お兄ちゃんは富士見に住みたいくらいお気に入りの場所になってます。
普段の生活は覇気のない生活をしているのに、マウンテンバイクしている時だけは別人級の体力でガンガン走り抜けているお兄ちゃん。
そして、こういう場所では、いろんな人に話しかけてマウンテンバイク談義したりしてるんですよねぇ。
強迫性障害の症状もなくなるので、こうして本人が楽しいと思える事を増やしていってあげる事が、何よりの治療になるのかな。
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