お兄ちゃん、大学を休学する事になりました。
せっかく念願の大学に入学できたのに・・・
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起立性調節障害を乗り越え、第1志望の難関大学に合格!
奇跡が起きました お兄ちゃん、本命大学に合格です とお兄ちゃん。 「うんうん、ホントそうだね」 「ホ ...
4月に入学してから体調を崩し、その後体は元気になったものの、学校という場所に嫌悪感を抱いているお兄ちゃんにとっては、学校に行くだけで物凄いストレスになってしまい、その様子は側で見ている私まで苦しくなるほど。
どうしてそんなに嫌悪感を抱くようになってしまったのか・・・
学校で何か嫌な事があったわけでもなく、
授業についていけないわけでもなく、
人と話せないわけでもなく、、、
もともと集団行動を毛嫌いする傾向はあったので、お兄ちゃんが持っている特性かもしれないけれど、ここまでの嫌悪感を抱くようになったのは、高2の時に強迫性障害を発症してから。
その強迫性障害を早く治してあげたくて、ここ数か月の間、精神科のカウンセリング、経験者のカウンセリング、森田療法、エネルギー療法、漢方、サプリの見直し、栄養療法の本を読み返したり、ギフテッド、繊細さんの本などなど、出来るだけの事をやってきたのですが・・・
この魔物はなかなか手強くて、追い払う事ができなかった。。。
そして先日、大学に向かったはずのお兄ちゃんが、15分くらいで戻ってきて、
「頭ぶつけた・・・」
と、青ざめた顔して帰ってきました。
自転車に乗っていて、どういうわけか柱にぶつかり、そこから自転車押して帰ってきたのだと。
「なんでいつもの道で??」
「もう限界だね。。。」
「一旦休もう。」
「休み休みここまで頑張ってきたけど、ちゃんと休もう」
「休学して、これからの事ゆっくり考えていこう」
という事で、この日の朝、休学する事を決めました。
正直・・・
「どうしてお兄ちゃんばかり、こんなに苦しまなければいけないんだろう」
「念願の大学に入って、今が一番楽しい時なのに・・・」
と、悲しくて仕方ないけど、
そしてこのブログも、「起立性調節障害を克服してこんなに元気になったよ」と、励ましのエールを届けるつもりで書き始めた事なのに、なんだか、まだまだ問題山積みの私が書き続けていていいのか、迷ったりしてますが、
ODっ子の行く末として、100人いたら100人違う道のりを歩んでいくように、その一人の例として、書き続けていこうかなと思っています。
そして、お兄ちゃんが幸せになれる道を、絶対に見つけてあげる
その思いを果たすために自分に言い聞かせているのは、
「今のお兄ちゃんは、数年前のように寝たきりじゃない」
「マウンテンバイクするくらい元気な身体がある」
「本も読める、映画も観れる、美味しい物も食べられる」
「ゲラゲラ笑って話せる瞬間もいっぱいある」
「お兄ちゃんにはやりたい事がいっぱいある」
・・・と、出来ない事じゃなくて、今ある事に目を向けてみると、
これだけで充分幸せなこと
この状態で泣いてるなんて、私ってば、OD母として学んだ事を忘れてるよね?
誰かと比較するんじゃなくて、数年前のお兄ちゃんと比べたら、今はこんなに出来る事増えてるのにね。
ブログ書きながら、少し気持ちの整理がついてきました。
こうして気持ちを書き出すっていいですね
誰かの為といいながら、何より自分の気持ちの吐き出し場所になっているような気がしてきました。
今は新たな強迫性障害と闘っているお兄ちゃんですが、栄養療法とか漢方とか、ODっ子に役立てる事も沢山あると思いますので、またこれらの事も記事にしていきたいと思います。
ギフテッドと、繊細さんの本の感想も近々書いていくつもりです。