3つの大学を受験するお兄ちゃんですが、本命の大学受験まであと数日となりました。
年明けてコロナの感染者数が増えてしまった為、お兄ちゃんが通っている高校は、高3生徒への受験前の特別処置として、残り少ない登校日がリモートホームルームに切り替わったので、登校日は卒業式含めてあと3日。
始業式に行って願書に必要な書類を受け取って以来、ずーっと自宅学習という状況なので、お兄ちゃんにとっては願ったり叶ったりの状況であります。
お正月ものんびり過ごし、その後も一日中ゴロゴロ。。。
言ったって仕方ないとはわかってるけど・・・
さすがに、「勉強しなくていいの?」と聞いてみるも、
「そんな焦ったって仕方ないでしょ」
「っていうか、面倒くさいから明日にでも受験して、さっさと終わらせたいんだけど」
と、面倒くさそうに、やる気ゼロな感じ。
そんな中、先週末は滑り止めの大学の受験でした。
いくら滑り止めとはいえ過去問を解く事も一切なく、ノー対策で受けてきて「楽勝だった~」って言ってるけど、そんなに甘くはないよね・・結果はいかに。。。
そして、今週末が本命の大学の受験。
この日に向けて一週間くらい前からやっとエンジンかかってきた様子で、過去問を解き始めたお兄ちゃん。
それまでは昼くらいまで寝てグダグダしていたのに、自分で朝も早く起きてくるようになって、時間調整を始めた様子。
その様子を見て、気づかされた私。
「子供を信じて見守りなさい」って、こういう事なのね。。。
勿論、ランドセルを卒業した年齢の子育てにも響きます。
この本に書いてあった言葉、
「まずはお母さんの不安を解消しよう」
「無意識にあるものが意識していることの2万倍、相手に影響を及ぼしている」
この2万倍って数値凄くないですか?
私にとっては相当ショッキングな数値でした。
脳科学で証明されいる数値らしいです。
口に出さなくても無意識の感情が2万倍も伝わってしまうなんて・・
なんという母と子の絆。
この本を読んだ時は、「なるほど!」って思ったのに、普段の私は、
そんなん言われても、親だから心配するし、自分だったらもっと頑張るのに、この子はこんなんでこの先どうやって生きていくんだろう・・と不安になって、勝手にイライラして、眠れなくなって、、、
ダメダメオーラ全開。。
それなのに、今のお兄ちゃんの様子を見ていると、考えてないようで、ちゃんと考えて行動してる。本命大学の過去問を6時間通しでやり始めました。英語の長文が聞こえてくるけど、私にはさっぱり・・
いつの間に、こんな英文読解が出来るようになったんだろう・・・
そんな姿を見させられて、どれだけ自分が信頼出来てなかったかを思い知る事になり、猛省してます。。。
母親の無意識の想いが2万倍伝わってしまう事に恐れを感じてしまいましたが、逆に言えば、母と子の繋がりがこんなにも特別なもので、影響を与えられるというのなら、自分の思考をプラスにさえ置き換えられたら、その母のプラスの想いが2万倍伝わってくれたら、子どもにとって、それ以上の安心感はないですよね
今回の大学受験も正直どうなるのかわからないけれど、起立性調節障害で歩けないくらい瀕死の状態だった頃を思えば、大学に行けなかったところで死ぬわけじゃないし、
昨日までは出来なかったことだけど、
"心配"のエネルギーを"信頼"という気持ちに変換出来るように、
今日から頑張ります
子育てって大変だけど、自分の魂を磨いていく為の修行ですね
「信用」するのではなく、「信頼」するのだ。
「信頼」とは裏付けも担保もなく相手を信じること。
裏切られる可能性があっても相手を信じるのである。
アルフレッド・アドラー
心に刺さる言葉が満載。
日めくりカレンダーがあったらいいのに・・・って思ってたら、ありました↓
万年なので毎年使えます!
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