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兄: 高校生

起立性調節障害を乗り越え、第1志望の難関大学に合格!

投稿日:2022年2月19日 更新日:

奇跡が起きました

お兄ちゃん、本命大学に合格です

お兄ちゃん
奇跡じゃないよ!俺の実力だから!

とお兄ちゃん。

「うんうん、ホントそうだね
「ホント凄いよ凄すぎる

お兄ちゃんの本命大学は、眞子さんと圭さんですっかり有名になったアノ大学。

THE世界大学ランキング 日本版で見ると、なんと私立では日本1位

我が家の中では、金メダル級の快挙です

アンビリバボー

一緒にスマホの画面で「合格」の文字を確認した瞬間、旦那さんとお兄ちゃんと、三人で抱き合って号泣してしまいました。

本当に信じられない結果で、夢みたい

 

3校全て合格という快挙

今回、お兄ちゃんは滑り止めを含めて3つの大学を受験したのですが、結果は全て合格という快挙を果たしてしまいました。

第一希望、お兄ちゃんが切望している大学。(高嶺の花)
第二希望、全授業英語で自宅から通学圏内。(GMARCH)
第三希望、お兄ちゃんの実力よりランク下の安全パイ。

この中でも、本命大学ICUの入試は特殊で、リベラルアーツと呼ばれる教育を取り入れた入試形態は、単純な学力だけではなく、科目の垣根を越えた知識や理解を求めてくるので、難易度が高めと言われています。

ICUのアドミッション・ポリシーを見ると、

・文系・理系にとらわれない広い領域への知的好奇心と創造力
・的確な判断力と論理的で批判的な思考力
・多様な文化との対話ができるグローバルなコミュニケーション能力
・主体的に問題を発見し、果敢に問題を解決してゆく強靭な精神力と実行力

と、なんだか凄いこと書かれています。

私なら、この時点でひるんでしまうとこ・・

ICUの入試は、幅広い教養が求められるので学力重視の勉強法とは全く異なる対策になる為、お兄ちゃんは本命大学だけに集中し、とにかく英語力の強化に力を入れていました。

なので、他の2校に対しては、赤本を解くこともなく、全くのノー対策での受験だったのに。(もともと滑り止めの2校は行く気がないのでやる気もない)

ホント、いつの間にこんなに賢くなったのでしょう。

藤川先生がいつも仰っていたように、
「栄養療法で病気が回復する頃には、偏差値が10くらい余裕で上がっているはず」
という事を立証してくれたように思います。

 

ICUに惚れ込んだわけ

お兄ちゃんがICUを気に入った一番の理由は、海外の大学と同じようなリベラルアーツの取り組みと、国際性が高い事の2点。

このリベラルアーツという言葉、恥かしながら私は知らなかったのですが、

ICUのHPには、「様々な視点を持つための教養を身につけ、自由になるための学び」と書かれています。

もっと詳しく説明すると、
日本の大学では、入る時点で○○大学の○○学部と決めて受験しますよね? なんなら、高校2年生の時には既に文系か?理解か?の選択を強いられ、進む道が限定されていくのが日本。

そうして、出来るだけ早いうちから、その専門のスペシャリストを育てようとするので、文系・理系に特化した学びになる事で、その分野にはとても詳しくなるけれど、逆に言えば特化した分野以外の事を学ぶ機会は失われていく事となってしまいます。

けど現実には、社会の問題は様々な要因が絡まり合って起こっています。それらの問題に対処するには、幅広い知識を持っている人が必要になってきますよね。

そういった意味で、海外の大学では入る時には学部を決めずに、最初の2年間で様々な学部を学びながら、自分の専門性を見つけて行くというやり方なのだそうです。

ICUも同じく、文系・理系という分け方をせず、文理の枠を越えて興味の幅を広げながら学ぶ事が出来る事、そして日本にいながら海外留学さながらの外国人教員率89.7%というグローバル化された所に魅力を感じたようです。

何より、この大学が自宅から自転車で行ける範囲だった事はラッキーでした。

 

AO「不合格」からの巻き返し

実はお兄ちゃん、9月にAO入試にトライしたのですが、結果は「不合格」。

本人的には、誰よりも早く入試が終わり、悠々自適に過ごす計画だったのが、まさかの「不合格」。ここで決める為に、TOEFLも頑張っていたのでショックでした(私が)

けど、ここでもお兄ちゃんは「想定内だから」と動揺もせずに淡々としていたのに、私の方が焦り出して他の大学探しがはじまりました。(頼まれてもいないのに・・)

お兄ちゃんだって、ショックを受けていない訳はなかったと思うので、そこで私は他の大学探しをするのではなく、もっともっと「大丈夫!」と安心させてあげたら良かったのかもしれない・・今更ですが。。。

言い訳になってしまいますが、
今回、お兄ちゃんの受験が失敗してしまったら、今度こそ完全に自信喪失して、「もう何もやる気がしない」となって、ただただ自暴自棄になってしまう気がしていて、それが本当に怖かったです。

私的には、大学のランクのこだわりなんか関係なくて、どこでも学べる事はあるし、大切なのは人との出会いだと思っているので、正直「大学はどこだっていいじゃん」という考えが根底にあるので、お兄ちゃんにもそう話していたのですが・・いつも話しは決裂していました。

 

親として反省ばかり

今回のお兄ちゃんが果たした偉業に対して、私達親がしてきた事を振り返ってみると、

「滑り止めなんて受けたくない」
「センター試験は時間の無駄」
「模試なんて受けても仕方ない」

と言ってきたのに対して、担任の先生や私達親は、必死に説得し、安全パイを用意してあげようとしてきた事。

それに対してずっと抵抗していたお兄ちゃん。

無事に合格したからこそ言える言葉かもしれないけれど、

お兄ちゃん「俺のやり方間違ってなかったでしょ?」
「俺は1年前に合格できる見込みを感じたから決めたんだよ」

と言われてしまいました。

「あなたのために言ってる」というようなことを親はいったりしますが、多くの場合、愛情という名に隠された支配でしかありません。

受験についていえば、自分で進路を選び、その上で失敗したとしても、その失敗を通じて学べることは必ずあるはずです。

もちろん、首尾よく合格するにこしたことはありませんが、親がこれくらいの覚悟をしていれば、子どもは気が楽になるでしょう。

子どもをのばすアドラーの言葉 子育ての勇気より引用

私たち親も担任の先生も、深い愛情があるからこそ、転ばないように、遠回りしないように、悲しまないようにと思ってしてきたつもりでしたが、この本に書いてあるように、それは正しい愛情ではなかったのかなと、反省させられることばかりです。

子育ての最終形は、自立すること。

自分の人生、きちんと自分で考えて決めて、決めた事に対して良くも悪くも責任を持ち、生きていくこと。

親はそれを見守るに徹する。

頼まれてもいないのに、安全パイを用意する事なんて・・お兄ちゃんの言葉を借りて言えば、

「余計な事をしやがって」って言われても仕方のない事だったんだと、反省です。。。

「どうして皆、受からない前提で話をするの?」
「もっと信じてくれたらいいのに」

と言っていたお兄ちゃん。

ごめんね。。
本当に余計なお世話で、いい迷惑だったよね。。
反省です。。

いま振り返ってみると、1ヶ月前に書いた私のボヤキ記事が本当に恥かしい。。。

お兄ちゃんは頑張っているように見えなかったけど、実際には頑張ってなかったら、こんな結果を得られる訳なくて、その見えない努力を信じてあげられなかった私。。。

ICUの過去問、なんと33年分解いていたと聞いてビックリです。1回の過去問を解くのに6時間も集中しないといけないのを33年分もやっていたなんて、知らなかったとはいえ、もっともっと信じてあげなきゃいけなかったなと、また反省。。

けど・・とにかく結果オーライ
お兄ちゃんの自信が失われる事なく、お兄ちゃんの努力が最高の形で報われて本当に良かった

 

W受験は最高の結果で終わりました

結果的に、弟くんとお兄ちゃんのW受験は、最高の結果で終わる事ができました。

良い高校、良い大学に入れた事で将来が保障されているとは全く思っていません。

けどいまは、単純に2人の努力が報われた事に感謝し、心から祝福してあげたいと思っています。

お兄ちゃんに関しては、新しい環境に馴染むまでにまた一波乱あるのかなと思っていますし、心配事は尽きないですが、とにかく今回の2人の頑張りは素直に褒めてあげたいし、喜びたい

そして、この2人の成長や回復ぶりが、誰かの希望になってもらえたら嬉しいです。

脳機能障害になってしまったのでは? と思うくらい反応がなかったお兄ちゃんと、4年間もの間不登校になってしまった弟くんの2人が、ここまで元気になれた姿を励みにしてもらえたら嬉しい限りです。

*★*★*★*★*★*

栄養療法は最強の治療法だと思いますが、独断で始めるのではなく、栄養療法のクリニックで検査をして、今体の中で何が起こっているのかを知る事が何より大事。

まずは知る事!そして出来る事から実践してみてくださいね。

大丈夫!きっと良くなります!

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