弟くんが、丸太からベース作っちゃいました。
作り始めた時はOD真っ只中、中学生の時なので4年ごし?
自宅裏の檜の木を切った時に、「これでベース作りたい!」と言いだした時は、いやいや、丸太から作るなんて無理に決まってるじゃん。
と思っていたけど、、、
弟くん、作ってしまいました
我が子ながら天才すぎ!リスペクトです。
4年前・・・
この状態から作るって発想、普通はないですよね~
この丸太、転がすのも容易ではないくらいの重量。40㎏はあったんじゃないかな?
まだあどけなさが残ってる弟くん。チェーンソーで板材を切り出してます。
私的には、ここまでだろうと思ってました。
生木は乾燥させないといけないからと、この状態でしばらく放置。
そして2年が過ぎた頃、「そろそろやるか!」と作業再開。
ベースらしい形になってきた!
自然の一枚板なので、虫食いあり、底の部分には亀裂も入ってます。
それもこれも、アンティーク好きの弟くんにしてみると、「全てがいい味!」らしい。
ここから軽音楽部が忙しくなって、また2年放置・・・
そして去年、指定校推薦がもらえて大学受験が落ち着いたら、また制作開始!
この状態から一ヶ月後・・・
完成
ネック部分は購入したけど、綺麗にやすりをかけてワックス塗って、ステンレスの板をデザインしてカットして、その他パーツは個々に買い集めて配線して、弦を張って、
手作りベース、とうとう完成させちゃいました。
いやぁ、まじで凄い
最後まで作りあげたのホント凄い
まさか完成するとは思ってなかったので、我が子ながらリスペクトです。
こうして振り返ってみると、OD時代、学校に行けずにYouTubeばかり見ていた事も、人生の糧になっている事が沢山あるなぁと思います。
果てしなく時間を持て余していたOD時代に、思う存分、好きな事を好きなだけ探求した結果、こんな風にベースを作る事に繋がったり、お料理好きになったり・・・
親との世界だけでは知り得なかった事をネット社会に沢山教えてもらって、「案外あの暗黒時代も無駄な時間じゃなかったね」って話してます。
起立性調節障害の会でも、「学校休んで携帯やゲームばかりになって、こんなんでいいのか?」「 制限するべきかどうか?」 って話しはよく話題になっていましたが、
4年間の不登校時代を経て、18歳になった今、こんなに充実した時間を過ごしている弟くんの事例が、少しでも希望に感じてもらえたら嬉しいです。
不調から抜け出せない時には、良かれと思ってやっている事が仇になっているかもしれません。私が助けられた本を紹介していますので、新たな気づきの一助になれれば幸いです。
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