体に良いと言われている発酵食品ですが、SIBOやカンジタ菌の疑いがある場合は、体調が悪化する可能性があるので控えてくださいね。
キムチは世界五大健康食品に認定されている、超優秀な健康食品
ちなみに残りの4つは、日本の大豆、スペインのオリーブ油、ギリシャのヨーグルト、インドのレンズ豆とのこと。
キムチで免疫力アップ
キムチは、ぬか漬け同様に腸内細菌の善玉菌の種類と多さでは、世界トップレベルの発酵食品といわれています。
キムチに含まれる乳酸菌は、「植物性の乳酸菌」。このキムチの乳酸菌には1gに8億個もあり、これはヨーグルトに匹敵する数!
乳製品フリー生活をしている我が家の子ども達にとっては、とっても貴重な植物性の乳酸菌なのです。
腸には免疫をつかさどっている免疫細胞が集中していますので、日常的に乳酸菌を摂取して善玉菌を増やし、腸内環境を整えることで免疫力を上げることができるのです。
キムチの効果的な食べ方
生のまま食べる。
一般的に植物性の乳酸菌は動物性の乳酸菌より胃酸に強いので、生きて腸に届き、腸内で働いてくれます。この乳酸菌は熱に弱いので、生のまま食べるのが一番効果的。
キムチ鍋や豚キムチなどで加熱調理してしまうと、乳酸菌は死んでしまうのですが、その死骸が他の菌のエサになってくれるので、加熱をしたから効果がゼロになるというわけではありません。
夜に食べる。
キムチの整腸効果を最大限にいかすためには、夜に食べるのがおススメ。腸の働きが活発な昼間は、キムチの栄養分が消化管の中に留まっている時間が短いので、腸の動きが鈍くなる夜にむけて食べて、乳酸菌の滞在時間を長くしてあげる事で善玉菌が増える可能性が高くなります。
だからといって、寝る直前はダメですよ。
就寝2時間前までには食事を終えるようにしないと、今度は睡眠の悪影響になってしまいますのでね。
市販のキムチは添加物の浅漬け?
私も管理栄養士さんに言われるまで知らなかったのですが、市販のキムチは添加物だらけの浅漬けだったのです。
管理栄養士さんの口から、「キムチは食べなくていいですよ。添加物だらけですから」と言われた時には、ホント衝撃でした。
「発酵食品の代表選手じゃなかったんですか・・・?」と。
私、自分がキムチ好きで欠かさず買っていたので、すぐさまスーパーに行ってリサーチしてみました。
確かに!スーパーに並んでいるキムチは添加物たっぷりの物ばかり。添加物無添加でシンプルな作り方をしているキムチは一点しか見つかりませんでした。
そもそも本場の韓国と違うのが、キムチの定義。
韓国では、発酵していないものはキムチと名乗ることができませんが、日本にはこの定義がないので、発酵していなくてもキムチと言う事が認められてしまうんですね。
今まで購入していたキムチは、発酵していないキムチ風の浅漬けだったという衝撃。。。
本来、発酵食品は味の変化がおこるのですが、商品として販売するには出来るだけ味を安定させる必要があるからでしょうか、味、色味、旨味を出すために様々な添加物が使われているものばかりです。
ソルビトール、増粘多糖類、アナトー色素、アミノ酸など、添加物の中ではそんなに心配な添加物ではありませんが、増粘多糖類って実は何を使われているのかわからなくて、相称している中には、問題がある添加物もあり、素材の薄さを隠すために使うもので本来使う必要のないものです。
アミノ酸も同じ。何を何種類使われているのか分からず、安全性は不明です。
本来の乳酸発酵によるキムチであれば、微生物の発酵の力により、酸味やうまみ成分も生まれるはずで、酸味料やうまみ成分の添加など必要ないはずなのです。
スーパーで販売されているキムチの棚をくまなく探して見つけたのがこれ
OKストア(関東近郊のスーパー)オリジナルキムチなのですが、アミノ酸は入っているけど、いったってシンプルな食材。
これが本物なのですね
添加物のないキムチの感想は、キムチ嫌いのお兄ちゃんが「うまい!」と一言。
もともとキムチ好きな弟くんは、「今まで食べたキムチの中で一番美味しい!」と、2人共大絶賛でした
やはり、安い物には訳があり、高い物にも訳があるんですね。
本物のキムチを見つけるには
本物の発酵しているキムチを見つけるには「アルンちゃん」を探してみてください。
このアルンちゃんマークが付いている商品は、韓国農協が認めた「発酵しているキムチ」という証拠。さらには添加物にも気を付けて探してみてください。
私が行ったスーパーでは、アルンちゃんマークが付いていたものは2品だけ。中には、アルンちゃんマークがついていなくても、シンプル素材で作られた本物のキムチもありました。
市販されている
簡単!キムチの作り方
"キムチは買うもの"と思っていましたが、作ってみたら意外に簡単。
ザクザク切った野菜を塩もみして、キムチのもとである「ヤンニョム」を混ぜるだけで完成です。
このヤンニョムは各家庭で様々なレシピがあって、その数は無限。
これが正解というのはないので、レシピの中で足りないものがあったら家にあるもので代用してもいいし、入れなくても全然OKなので、いろんなパターンで試してみて好みの味を見つけてみてくださいね。
☆材 料☆(作りやすい量)
- 白菜 半分
- 大根 6cmくらい
- ニンジン 半分
- 玉ねぎ 1個
- ニラ 1束
- 粗塩 100g
<キムチの素>
- リンゴ 1/2個
- 粉唐辛子 100g
- アミの塩辛 大さじ1
生のアミ、乾燥アミ、ジャコ、アンチョビのオイル漬けでもOK - ニンニク 少々
- ショウガ 少々
- 塩昆布 適量
- ごま 適量
- かつお節 適量
- ミキプルーン or はちみつ or てんさい糖 大さじ4(お好み)
☆作り方☆
1. 野菜をお好みの大きさにザクザク切って粗塩をまぶす
我が家で一番大きいお鍋(10L)に入れて作っています。
大量の塩分は乳酸菌の増加を抑制してしまうので、塩分控えめに作ることがポイント。
2. 重しをして2.3時間放置
3. 野菜のボリュームが半分くらいになったら袋詰め
↓この時、野菜から出た水分も一緒にいれます
空気を抜いて真空状態にし、更にここから漬け込みます。
袋をたまに転がしながら、中の水分が全体に回るようにして、野菜がしんなりするまで漬け込みます(夏は半日、冬は1日くらい?)
塩分控えめで作っているので、こうして時間をかけて漬け込んでいます。
野菜がしんなりしたら水分をしぼり出して、最終的にはこのくらいの分量になりました。
4. "キムチの素" を3.に混ぜる
出来上がり
"キムチの素" の材料を直接袋に入れてモミモミして完成
キムチ作り初心者の時は、こちらのキムチの素を使っていました。
刻んだ生野菜にまぶすだけで、2~3時間で超簡単においしいキムチが出来ます。粉末なので、少量の野菜に入れて作る事もできちゃいます。とにかく美味しい!
化学調味料・保存料不使用のキムチの素。
添加物が入っていないので、シンプルな味付けに感じますが、それが本来の味!写真では重なっていてわかりにくいですが、これで2回分入っています。
このキムチとぬか漬けを作るようになってから、野菜の摂取量が格段に増えた我が家。自家製キムチは、辛さ、甘さ、香り、ニラ入り、ニンニク多めなど、自分の好みで調整が出来るので気に入ってます♪
それと、市販のキムチには小麦粉と水を練った「キムチのり」が添加されている事が多いので、グルテンフリー生活をしている方は要注意です。市販されているキムチ風のあの"とろみ"は、この「キムチのり」だったのですね。。
キムチ作りに初めて挑戦したのが3月でしたが、夏になっても白菜が八百屋さんに並んでいる事を不思議に思い、結局一年中白菜が売っているという事に驚き。今は野菜の季節感がなく、一年中欲しい物が手に入ってしまう時代なんですね。。
キムチは最強に優秀な発酵食品
病源菌やウイルスから身を守る為にも、腸内環境を整えてくれる発酵食品を上手に取り入れて、免疫力をあげていきましょう。
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最終的に辿り着いた自家製ヤンニョムジャンの作り方
キムチを作り続けて3年目になりました。 本格的なキムチの作り方を見ると、白菜を四等分にして塩漬けにし ...