低FODMAP食を実践して1ヶ月が経過しました。
体調の変化はというと、
「過去一お腹の調子がいいまじ快適」
と、お兄ちゃん喜んで報告してくれました
今までは、
-
- 常にお腹が張ってる感じ
- 常にお腹が重い感じ
- 朝はとくに食欲がわかない
- 食べるとすぐにお腹いっぱい
- お通じは2日に一度ペース
- ウ〇コは固くてトイレが詰まるレベル
- ウ〇コの色は黒
- 残便感がある
- 旅行すると高確率で便秘になる
- いっぱい寝てもスッキリしない
- 倦怠感が常にある
それが、
-
- お腹の張りがなくなった
- お腹が軽くなった
- 朝食も普通に食べられるようになった
- おかわりして食べられるようになった
- ウ〇コがトイレに詰まる事がなくなった
- ウ〇コの色が明るくなった
- 残便感がなくなった
凄くないですか?
「史上最高に効果を感じてる」
と、お兄ちゃんもこの変化に大絶賛
効果を感じられるから低FODMAP食にもかなり協力的で、今回はとっても楽に実験が進められています。
この一週間の高FODMAP食のお試しで、お兄ちゃんがダメだったのは、
梨、ピザ用チーズ、グルテンフリーパスタ
先週、カレーを食べた後にお腹が張ったので、玉ねぎ・ニンニクも試してみましたが、単独で食べても大丈夫な日ありで、引き続き様子見していく予定です。
これはダイオフなのか? 花粉症なのか?
お腹は楽になったけど、先週から花粉症が悪化したような症状になり、今週は発熱もあり、これがダイオフと言われているものなのかどうか・・・
自己流でやっていると、このあたりの判断が出来なくて迷います。
ダイオフとは?SIBOやカンジタ菌の駆除を行った際に、死滅した菌が体外に放出される重金属やアンモニアなどの有害物質によって一時的に引き起こされる不快な症状。主な症状は、
- 頭痛
- 吐き気
- 寒気
- 悪心
- アレルギー症状
- 関節・筋肉痛
- 倦怠感、他
この症状は通常7 - 10日程度でなくなり、いわゆる好転反応とされています。
この中でお兄ちゃんに出現したのは、頭痛とアレルギーの症状。
倦怠感はもともとあり。
お兄ちゃんは、春~秋にかけての花粉症持ちなので、2週間前あたりから出現した目や鼻の痒みは、秋に発症するカモガヤなどのイネ科の花粉なのかと思ってましたが、もしかしたら、これがダイオフなのかも?
ODが良くなったのと同時に、花粉症の症状は落ち着いていたので、またリーキーガットになっているのだろうなと推測。
このダイオフについての危険性は、前回の記事でも書いてありますが、リーキーガットなどの症状がある人は、毒素が体中を回ってしまうわけですから、より気を付けないといけないんですよね。
なので、除菌サプリに摂取したオリーブリーフ(Now Foods)は、食後1錠を朝・夕に2回と、緩めにしていました。
だからいいだろというわけではないので、出来れば信頼できるドクターと相談されながら進めるのが一番だと思います。
ちなみに、私もSIBOの症状ありで低FODMAP食を一緒に実践していますが、ダイオフのような副反応は特にありません。
やはり、リーキーガットがあるかどうかでダイオフの出かたは違ってくるのだと思います。
低FODMAP食がゴールじゃない
低FODMAP食を実践して、多大なる効果を感じているお兄ちゃんですが、決してこれがゴールではなく、ここから先が大事なこと。
どうしてSIBOになってしまったのか?
いまこの機会に、この原因をきちんと明確にしておかないと、永遠にぶり返してしまうだけ。
今回の劇的な変化の裏には、
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- いっぱい寝てもスッキリしない
- 倦怠感が常にある
この辺りの課題はまだ残ったままです。
うまくいけば、
このまま低FODMAP食をベースに、お腹が張らない高FODMAP食を見つけられ、腸管が修復され、リーキーガットが改善され、栄養が充分に行き渡り、慢性疲労症候群のような不調はなくなり、元気になる可能性もあるかもしれません。
それには、まずSIBOになってしまった原因を明確にしないと!
SIBO・便秘になった原因は?
お兄ちゃんの場合、SIBO・便秘になった原因は、
・慢性的なストレスによって自律神経が乱れる ・低血糖により交感神経が緊張して胃が動かない状態 ・明らかに運動不足 |
・腸のぜん動運動が収縮し腸が痙攣した状態 ・消化酵素の不足、胃酸・胆汁分泌の低下 |
お腹に不調を抱えている状態で、腸活に良いと思われる食材(発酵食品・オリゴ糖・食物繊維など)を積極的に食べていた |
小腸での消化吸収が追い付かず、未消化のまま大腸へ送り出される |
大腸内で大量のガスが発生する |
小腸と大腸の間にあるバウヒン弁が制御効かなくなる |
小腸内でも細菌が異常繁殖してしまう |
|
こんな感じかな? と推測しています。
なので、やるべきことは、
増えすぎた小腸内細菌をこれ以上増やさないようにする(低FODMAP食)
リーキーガットになっている事が想定されるので、遅延型アレルギーで高反応だった、小麦・乳製品・卵・大豆を控えてみる
アレルギー反応が出てしまっているので、交差反応の食事も気を付ける
最初の原因になっているストレスを回避
最初の原因になっている運動不足を解消
参考記事:アレルギーは交差反応にも気を付けて
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SIBOの治療を成功させるコツ
SIBOの治療を成功させるコツは、
- 最初の3週間、厳密に低FODMAP食を実践すること
- 遅延型アレルギーと思われる食材(小麦・乳製品など)は避けておくこと
- 毎日食べた物日記をつけること
これにつきると思います。
少量でも摂取してしまうと、効果がわからなくなってしまので、とにかく3週間は厳密に高FODMAP食を避けて試すこと。
最初の3週間厳密にやってリセットする事で、その後の答え合わせが明確になります
FODMAP食の一覧表を見ると、かなり多岐に渡って食べられない物があるので、この時点で「私には無理!」って諦めてしまう人が多いかもしれないですが、
これらの食品が永遠に食べていけないわけではなく、一時的に止めてリセットするだけなので、まずは3週間だけ頑張ればいいのです。
3週間だけなら頑張れそうじゃないですか?
やってみたら意外に3週間なんてあっという間です。
しかも、この3週間低FODMAPを実践する間に、お腹が軽くなった感じ(効果)を感じられたら、俄然やる気が出てきますから。
その後、高FODMAP食を試していくのも、意外に簡単。
遅延型アレルギーのように、じんわり不調になるのと違って、ダメな物を食べた後は、即お腹が張ってくるので答え合わせは簡単でした。
そして、お腹の張りが治まるのを待って、次の食材を試す。
これの繰り返し。
そして、食べた物日記は、ハンバーグとかの書き方ではなく、玉ねぎ・人参・ひき肉など、食材レベルで書き出しておくこと。
出来れば、信頼できるドクターと相談しながら進めていくのが一番の早道だと思います。