体調悪い時に意識して作っている食事、そして注意している事は、
- 消化の早いものを食べる
- 消化剤・胃酸補助剤で補助
- 薬膳スープ・長生きみそ汁
- アレルゲンになる物は摂らない
- 添加物(加工品)は摂らない
これらの事を普段からずっと出来たらベストですが、体調悪い時は、より意識して徹底する事で免疫力を上げるようにしています。
これは受験の時も徹底していた事。
とにかく、免疫力をあげて風邪をひかないようにし、頭がクリアになり集中力をあげるように、上記4つの事を徹底していました。
そして、お兄ちゃんのように精神的ストレスを受けると、すぐに胃腸の働きが悪くなるタイプは、食べ物を工夫して消化吸収をサポートしてあげる必要があると感じています。
1.消化にいい物
出来るだけ胃腸に負担をかけないようにしてあげる事で、胃腸の働きが悪くなっている時でも、食べ物が消化吸収できるようになります。
消化にいい物とは、
- 食品そのものが消化に良いこと
- 消化に良い調理がされていること
この2点。
食品そのものが消化に良いものとは、
- 食物繊維が少ないもの
- あぶらが少ないもの
食物繊維は腸活に必要な物ではあるのですが、胃腸を休ませてあげたい時には、少しセーブしてあげる必要があるんですね。
なので、食物繊維いっぱいの生野菜より温野菜。こんな風に消化に良い調理がされているだけで、胃腸の負担は軽くなります。
そして、油が少ないものとは、
揚げ物だけに限らず、カップ麺、チャーハン、ラーメンなどは想像できる範囲だと思いますが、卵料理で言うと、ゆで卵<目玉焼き<卵焼きの順に油が多くなっていますよね。これはあくまでも一つの事例ですが、こんな感じで調理法を工夫して、余計な油を摂らないようにしてあげる事が大事です。
2.薬膳スープ・長生きみそ汁
薬膳という言葉を調べてみると、
薬膳(やくぜん)とは中医学理論に基づいて食材、中薬と組合せた料理であり、栄養、効果、色、香り、味、形など全てが揃った食養生の方法である。「薬膳料理」と称されることもあるが、「膳」自体に「料理」の意味が含まれている。
Wikipediaより
こんな風に書いてあると、とっても敷居が高く感じてしまいますが、実は特別な食材を使わなくても、いつもの食材で簡単に作ることができます。
野菜スープや、お味噌汁をメインにした食事は、血圧・血糖値を安定させ、肝臓にも優しいので、胃腸が休まり、免疫力の強化に繋がります。
3.アレルゲンになる物は徹底排除
お兄ちゃんの場合、アレルギー検査で陽性なのは、カモガヤ・オオアワガエリ・ヨモギ・スギ・ヒノキ・ハンノキ・シラカンバ
これらは直接食べる物ではないですが、気を付けないといけないのが交差反応。例えば、イネ科の植物にアレルギーがあると、イネ科の植物に構造が似ている食物に反応してアレルギー症状が出てしまうというもの。
イネ・カモガヤ花粉アレルギーの人は、小麦、トマト、スイカ、メロン、オレンジに交差反応が出てしまうんですね。
これらの食物は普段は大丈夫でも、花粉症状が強い時には交差反応が出てしまう可能性があるので、控えた方が賢明。
お兄ちゃんは花粉症も克服していたので、交差反応も気にする事なく、大好きな柑橘類も毎日のように食べていたのですが、体が弱っている時には気を付けるべきだと思い、控えるようにしています。
以前調べた遅延型アレルギーでも、小麦・乳製品に並んでオレンジが高反応に出ていました。その時は不思議に思いましたが、交差反応を知ってからは納得の結果でした。
交差反応についてまとめた以前の記事
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これが原因だったの⁉ 小麦アレルギーとなった元凶
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4.添加物は徹底除去
これも日常的に当たり前の事なのですが、体が弱っている時、受験などの大事な時は、より一層注意しています。
加工食品を買わない。外食も控え、ドレッシングも手作りで作るようにして、徹底して過ごします。
勿論、ある程度元気になってきたら、少しの手抜きや外食もしますし、小麦のラーメンを食べてみたりもしますが、体調悪い時には、一刻も早く元気になってもらう為に、これは徹底してやっていきます。
お母さんは大変ですけど、こうして徹底してあげる事が結局は早い回復に繋がるので、母も看病生活から解放されるということ。
「急がば回れ」
食事の見直しで病気を治すなんて、ものすごーく遠回りのように感じるかもしれませんが、病気と闘うには本来持っている免疫力を上げるのが一番確実!
そしてこれらの事が習慣化されてきたら、体質改善できて、さらにアレルギーも克服できたら一石二鳥ですよね
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