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兄: 高校生

初めて感じた「死んでしまいたい」という感情

投稿日:2021年10月22日 更新日:

学校に行く事が極度のストレスになっているお兄ちゃん。

イヤイヤでも、なんとか通って3週間が経過しました。
相変わらず、学校では飲まず食わずで帰って来る日々です。

高3の3学期はほとんど登校日がないので、実質あと2ヶ月。

受験生にとって、この2ヶ月は最後の追い込みでめちゃくちゃ大事な時期にはいりました。模試を受けて自分の実力を測りながら、志望校の絞り込みをしなければなりません。

それなのに、お兄ちゃんは模試を受けない。。。

そして、希望大学は一択。
滑り止めは受けない。

こんなあり得ない状況になってます。。。

実は勉強嫌いとか、ホントは大学に行きたくないという事なら理解できるけど、お兄ちゃんは大学に行く事を切望しているというのに。

第一希望の大学に惚れ込んで、ここ以外行きたくないというのも解るけど、お兄ちゃんが希望している大学は、かなりのハイレベルな所で奇跡でも起きない限り難しいのが現状。

ならば、浪人する覚悟でいくのか? というと、浪人はしないと言う。

じゃあ、その大学に落ちたらどうするの?

という事で、担任も私達親も話しをするわけですが、今のお兄ちゃんはとてもまともに話が出来る状態ではありません。

 

初めて感じた「死んでしまいたい」という感情

お兄ちゃんが倒れて、様々な病院を巡ってきた中で、うつ病を疑い何度となく同じような問診票を書かされてきたのですが、その中で「死にたいと思った事があるか?」の質問に、いつも「ない」と答えていたお兄ちゃん。

傍目からみたら、死にそうだったその頃でも、生きる事に貪欲な感情を持っていたお兄ちゃんだったのに、、、

先日、初めて「死んでしまいたい」という感情を感じてしまいました。

今の状態が本当に辛くて苦しくて、学校に行って1日を過ごすのがやっとで、本当はもう一日も今の学校に行きたくない。
だけど、受験する為になんとか今の学校を卒業しないといけない。

その苦しみから、帰ってくると手洗いが止まらない。

学校に着ていった制服も毎日洗わないといられない。

こんな状態なので、話しをしていても、まともに将来を考えられる状態じゃない事がわかります。

だけど、そんなに頑張ってまでいきたい大学に行く為には、いま決めないといけない事が沢山あって、タイムオーバーになる前に決断していかなければいけません。

そこで聞いたお兄ちゃんの本音。

「勉強はしたい」

「第一希望の大学に行けなかった場合は、大学という選択肢を捨てる」

「社会と離れて生きていきたい」

「とりあえず旅に出る」

「ここには居ない」

「もう本当に疲れた」

と、、、

 

思わず、

「死んじゃいたいってこと?」と聞くと、

「さあね」

と、、、

 

こんな会話をして学校に行ったお兄ちゃん。

私、どうしていいのかわからずに、残された家で一人オロオロ。

今まで、体が弱り過ぎて死を感じた事はあっても、お兄ちゃん自身の言葉から死を感じた事はなかったから・・・この時の会話が頭の中でループして、しばらく動けなくなってしまいました。

どうしよう。。。

いま、私、次、何したらいいんだろう。。。

 

受験の為と学校に行かせるよりも、無理にでも休ませるべきなのかもしれない。。。

私達が思っているよりも、今ものすごく危険な状態なのかもしれない。。。

 

昔、お兄ちゃんが拒食症になり、日に日にやつれて行く姿を見た時に、「このままでは死んじゃうかしれない」と、極限の状態を味わい、全ての欲が取り払われ、「とにかく元気に生きていて」という思いしか残らなかった時を思い出してしまいました。

あの時と同じだ。。。

私にとって何が一番大事なのか、

お兄ちゃんが社会のルールから踏み外さないようにサポートする事なんかじゃない。

お兄ちゃんが、元気で笑って居てくれる事。

出産の時に感じたあの時の願いそのものだから。

いつも苦しい時、この原点を思い出し、気持ちをリセットしてきた私。

私がやるべき事が少しだけ見えてきたかもしれない・・・

*★*★*★*★*★*

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