お兄ちゃんと留学を斡旋している学校見学に行ってきました。
その学校は、留学したい子をただ斡旋するのが目的ではなく、海外の大学できちんと単位取得できるレベルまでに英語力を引き上げて送りだしてくれる学校です。
本気の留学・海外大学進学=NIC International College in Japan
大学の単位取得も可能な本格的な留学システム
NICの1年間のカリキュラムは、全てネイティブスピーカーでの授業。
それを受ける生徒達もいっさい日本語禁止です。
NICで頑張れば、この1年間で海外大学の単位も取得可能なので、4年生大学の1年を国内で取得し、留学後は残りの3年で卒業が出来るという本格的な留学システム。
ただし日本の大学と違って、海外の大学は入るのは簡単でも、真面目に勉強しないと単位取得はかなり難しいです。けど、これが本来あるべき学生の姿ですよね。
日本の大学は入学するまでが大変で、入ってしまえば緩~い世界。だから、世界ランキングで見ると、日本は低いんですよね。東大で36位という位置づけなのですから。
けどNICでは、海外留学で挫折することのないよう、一年かけて留学に必要な語学力をつけてくれるのと、ディベート力を鍛えてくれるので、NICの卒業生でリタイアした生徒はいないとの事。そのかわり、授業の他に毎日の課題が相当量だされるので、覚悟を持って入学した子じゃないと、一年間乗り切るのはちょっと難しそう。
そもそも満員電車に耐えられるのか?
「高校中退して留学する!」という、かなり無茶苦茶な事を言いだしているお兄ちゃんですが、海外に行くというハードルを越える前に、満員電車で通学出来るのか? という、お兄ちゃんにとっては超難関ハードルが待っています。
今の高校は幸いにも自転車で通学出来ているけど、都会が嫌い、人混みが嫌いなお兄ちゃんが、満員電車に揺られて都心に通うなんて絶対無理でしょと思っている私。
机上の空論で話してても仕方ないので、一度満員電車通学を試してみたら? という事で、朝の混雑している時間にNICに行ってきました。
電車の中は予想通りの込み具合。座る事も出来ずに、満員電車に揺られて40分はかなり精神的にきつかったんじゃないかな。。。これで諦めてくれるといいんだけれど。。。
日本とは全く違う授業風景に心奪われ
実際に、NICの授業を見学させて頂きました。
遠慮がちに教室に入ると、「ハ~イ♪」と手を振ってくれる子が居たりして、もうすこはすっかりアメリカンな雰囲気
お兄ちゃん、照れながら手を挙げていました。
授業内容は、英語力だけではなく、コミュニケーション能力、プレゼン能力なども重視しているので、皆とても積極的。どんどん手をあげて発言し、自分と違う意見に対しても堂々と主張し、認め、受け入れ、その上で多数の意見をまとめていくというやり方。
「人は違って当たり前」という前提の元、多様な価値観を認め合えるこの世界に、私もお兄ちゃんも、とても魅力を感じてしまいました。
お兄ちゃんが今通っている学校は、授業中に手を挙げる生徒はほとんどいないらしく、そんな中、手を挙げて発言すると、「あいつなんだよ」と陰口を言われる始末。
やる気があっても、そのやる気が恰好悪いと言われる事に納得がいかず、その気力を削がれていく感じがほとほと嫌になり、「こんな学校くそくらえ」と言うようになってしまったお兄ちゃん。
なので、尚更のこと海外留学に憧れが強くなってしまう。その為に、高2の時に高卒認定試験も取得してしまったお兄ちゃん。けど、まだまだ体調が万全じゃない体で、本当に海外で一人で生活できるのか? という現実を直視した時に、勢いで飛び込む事が出来ずに悩んでいます。
もし今がコロナ禍じゃなくて、お兄ちゃんが心身ともに健康な身体だったら、迷わずNIC入学を勧めていたと思うけど、いまはかなり精神的に追い込まれてる状態で、そんな時に人生の大きな決断してほしくないなという思い。
焦らず、ゆっくり。
自分の人生をしっかり見極めてほしい。