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食事

ボーンブロス

投稿日:2021年9月4日 更新日:

肉や魚など、骨を長時間煮出してできるボーンブロスは、天然のサプリと言われるほど栄養豊富で腸に優しいスープ。

骨髄の中のアミノ酸やコラーゲン、カルシウムなどが、腸にとって吸収されやすい状態で溶け出している為、胃腸に負担をかけずに栄養摂取ができるうえに、骨から溶け出るアミノ酸というミネラルが、損傷した腸管の細胞壁の修復を助ける働きがあるので、リーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)の治療としてボーンブロスの摂取が推奨されているほどです。

起立性調節障害と診断された我が家の兄弟達は、2人揃ってリーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)の疑いありでしたので、毛髪検査後に管理栄養士さんにボーンブロスを勧められ、腸内環境を整える事に注力し始めてから、劇的に子供達の体調が上向きになっていきました

 

ボーンブロスの効果

骨や骨髄、天然塩から摂れる栄養は、アミノ酸、コラーゲン、コンドロイチン、ヒアルロン酸、カルシウム、カリウム、マグネシウム、リン、ビタミン、ポリフェノールなど。

これらの栄養素を効率よく摂取できる事で、下記の効果が期待できると言われています。

  1. 腸の粘膜の炎症をしずめたり修復する
  2. 腸内環境を整える
  3. 胃腸に負担をかけずにタンパク質が摂れる
  4. 自立神経の安定に有効
  5. 血糖値を安定させる
  6. 骨を強化する
  7. 美肌効果

これだけ良い事が揃っているのですから、作らない手はないですよね

 

ボーンブロスの作り方(鶏編)

◆材料◆ (4人家族で約5日分くらい)

  • 鶏手羽元、手羽先など計1kg
  • ニンニク 少々
  • ショウガ 少々
  • 長ネギやダイコンなどのクズ野菜
  • 海塩
  • お酢
  • お水 材料が浸るくらい

ザックリした分量で大丈夫です。

スープの元を作る作業なので、ここで味を決める必要はない為、適当で大丈夫!

 

◆作り方◆(圧力鍋で作ります)

1. 鶏をゆで洗い

お肉やお魚は、空気に触れている所から酸化が始まり、その酸化がアクとなりお肉やお魚の味を低下させると言われています。さっとゆで洗いする事で、その酸化物が流され臭みのないすっきりとした美味しいスープが出来上がります。

 

2. お水を取り替えて沸騰させ、丁寧に灰汁取り

 

3. クズ野菜、ニンニク、ショウガ、お酢、海塩を入れて蓋を閉め、圧力鍋の圧が上がるまで中火

お酢を入れる事で、骨内のタンパク質を分解し、溶け出しやすくしてくれます。

 

4. 圧力鍋の圧が上がってから弱火で30分

17年ものの圧力鍋。片付ける暇がないくらいヘビロテで使ってます。

 

5. 圧が下がったら完成

すぐに使わない分は、ボールに移して冷めた後冷蔵庫で保存。
熱い時にはわかりませんが、冷蔵庫で一晩保存すると、プルンプルンのコラーゲンが抽出されているのがわかります。

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