我が子が起立性調節障害という診断を受けるまで、私はこの病名を聞いた事もありませんでした。
まず最初にしないといけない事は、家族がきちんと理解してあげる事。そして周りの人に理解してもらう事。
この起立性調節障害という認知度の低い病名のせいで、今でも充分辛い思いをしている我が子の心まで傷つかないように、一刻も早く周りの人に理解してもらう事が大切と思います。
親が理解する為の本
子供の友達・母の友達への説明はこの動画
※この動画は起立性調節障害を全く知らない人に、「どんな症状なのか」を理解してもらう為にはわかりやすくて良いと思います。
ですが、OD母を5年間経験した個人的な感想としては、動画の内容に疑問に感じている部分があります。
「思春期が終われば自然に治っていくことがほとんどです」
「水分を1日2リットル、塩分も多めに摂るようにしてください」
これは、起立性調節障害のガイドラインにも書かれている事で、何度となく言われてきましたが、こんなんで治るわけがないと今はわかります。
我が家の兄弟の場合、起立性調節障害のような症状になったのは、明確な理由がありました。
小麦・乳製品に対する不耐性があり、そこからリーキーガット症候群(腸漏れ症候群)になったことで様々な不定愁訴が出現していました。
この症状を発見し、対策したから克服できたのであって、何もしないで克服できたわけではありません。
参考記事
起立性調節障害[OD]が劇的に回復した訳
1日1.5~2Lの水分摂取と塩分多めで治った人いるのかな?
学校の先生・習い事の先生・塾の先生・子供達のお爺ちゃんお婆ちゃんへはこの一冊
起立性調節障害がよくわかる本
朝起きられない子どもの病気
田中英高
イラスト入りで簡潔に解かりやすく書かれているので、負担なく読んでもらえると思います。
沢山の人に理解してもらいたい時
起立性調節障害の先輩ママ達が作ってくださったチラシです。
PDFファイルになっていますので、↓下記リンク↓を開いてからダウンロードしてご利用ください。
PDF: 起立性調整障害ってなーに?チラシ
・・・ここまでは、起立性調節障害を理解してもらう為に必要だったもの・・・
起立性調節障害を克服するためには全く役に立ちません。
本当に必要なのは栄養療法の知識!
起立性調節障害を克服する為に必要な本
この食事で自律神経は整う |
食べなきゃ危険!食卓はミネラル不足 |
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医者が教える危険な医療 |
上記に紹介した本は、全て私が参考にさせて頂いた本です。
栄養療法の医師が仰っている事は共通している事がほとんどですが、何人か違う医師の本を読む事によってより理解が深まったように思います。
私は医者ではないですが、子供達を治したのは紛れもなく栄養療法であり、上記本から得た知識だと思っています。
西洋医学の医師は教えてくれません。
病院に行っても、対処法にしかならない頭痛薬や吐き気止めをもらってくるだけで、「こんなので良くなるわけがない」と、ずっと思っていました。
栄養療法(オーソモレキュラー療法)の病院を受診して、検査を受けた上でアドバイスをして頂ける医師が見つかれば一番安心ですが、まずは上記でお薦めした本を手にして食生活の改善をするだけでも、変化を感じる事があると思います。
栄養療法で子ども達が起立性調節障害を克服する頃には、きっと家族皆が健康な身体を手に入れられるはずです
私が今まで参考にしてきた本のリストはこちら。
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OD・CFS克服におすすめの本リスト(随時追加)
起立性調節障害を克服する為に、私が読んできた本の中で個人的にお薦めしたい本のリストです。 栄養療法の本は沢山読みましたが、基本的に書かれている事はほとんど同じ。ですが、医師によって加味されている内容が ...