アラフィフ主婦の主観的、および節約タイプのクルーズ旅行という観点で、クルーズ旅行のまとめ記事を書いてみたいと思います。
クルーズ旅行、向いている人と向いていない人
クルーズ旅行って、言ってしまえばバスツアーのようなもの。
寝て起きて朝になったら次の寄港地についているので、移動の煩わしさがなく、超楽ちんに旅が出来るので、ハマる人はハマってリピーターになっている人多いと思います。
実際に、船内でお知り合いになった方達はリピーターの方ばかり。あるご夫婦は、今年だけで5回クルーズ旅行に行く予定と話されていました。
クルーズ旅行向いている人
旅行はオプショナルツアーなどでおまかせ安心パックが好きな方、旅の目的は「のんびりすること」というタイプの方には、最高にマッチする旅行だと思います。
クルーズ旅行に向いてない人
自分で旅の計画を立てるのが好きで、電車やバスを乗り継いで移動が可能な方。観光重視で、現地での時間をゆっくり楽しみたい方には不向きかなと思います。
私達は後者の方で観光重視派ですが、前回乗船した地中海クルーズでは、寄港地に朝到着して夕方出航まで時間に余裕があったので、観光時間も充分あり何も不満はありませんでした。
なので、観光重視の人でも、クルーズ船の企画によっては充分楽しめる旅行になると思います。
持って行って良かったもの
これは言わずもがな必須アイテムですよね。
前回の地中海クルーズの時に酔わなかったので、保険として持っていったのですが、今回は初日から船酔いしてしまって、酔い止めの薬を飲みました。
酔い止めの薬って、酔ってからでも効果があるものがほとんど。薬を飲んで1時間もしたらケロッと良くなってしまいました。
結果的にこのクルーズ旅行中で船酔いしたのはその時だけ。その後船酔いになる事はありませんでした。体って凄いですよね、ちゃんと体が順応するように出来ている。
ある口コミで、「船酔いが酷くて一日中吐いてて大変だった」と酷評しているのを見たのですが、それって酔い止めの薬を持っていかなかった自己責任なのでは? と思います。
船内に医務室はありますが、
診察は有料。船内診察室での診察はあくまで応急処置ですので、風邪薬や胃腸薬など使い慣れているお薬はご自身でご持参ください。・・中略・・日本の健康保険・社会保険は適用されません。
と書かれています。
クルーズ旅行で一番気を付けないといけないのが、食べすぎちゃうこと!
船内はいつでも好きな時に食べ放題なので、ついつい楽しくて食べちゃうんですよね。自分でセーブできる人はいいけど、我が家では外食の時にいつも持ち歩いている消化酵素を食前に飲んで、少しでも胃に負担をかけないように過ごしていました。
iHerb でお買い物の時、キャンペーンコードABC6196を入力して頂くと、毎回5%オフになります。
外食中心で偏った食生活になってしまう時や、猛暑の中の外出の時に、にがりを小さなボトルに入れて持ち歩いていると、便利。
にがりは天然のミネラルを豊富に含んでいるので、お水に数滴垂らすだけで、必要な栄養を簡単に補給する事ができます。
熱中症予防にもなりますし、頭痛薬を飲む前に数滴のにがり水を飲むだけで落ち着く事もあるので、我が家では欠かさず持ち歩いています。
寄港地の気温が25℃~30℃くらいの時でも、船が走り出すと体感温度はぐっと下がります。季節にもよりますが、夜のデッキは結構寒いので、薄手のダウンジャケットがあると重宝しました。
- リンス or トリートメント
シャワー室に備え付けてあるシャンプーは、ゴワゴワ・キシキシで髪の毛が岩のようになりました。リンスはないので、持参すべし!
- フォーマルドレス
私が乗船したベリッシマはカジュアル船なので、そんなに気負わなくても平気な雰囲気でしたが、もしクローゼットに眠っているフォーマルウェアがあるのでしたら、持って行った方が絶対楽しいと思います。
だって、年を取ればとるほど、喪服の出番の方が多くなってしまって、着る機会ほとんどなくなっていくし・・・
船内には写真スポットが沢山用意されていて、プロのカメラマンも常駐しているので、お気に入りのドレスを着て記念撮影している人沢山いました♪
基本的に女性がお洒落を楽しんで、男性は普通の装いが多かったですが、男性もビシッと決めてると恰好いいですよね♪
- スポーツウエア
船内では、ストレッチ体操とか、ヨガ、ダンスレッスン、サッカーやバスケなど、体を動かすプログラムが沢山用意されていました。普段着でそのまま参加する事もできますが、私達は1日中スポーツウエアでゆるっと過ごしていました。
- 事前に調べた寄港地の情報
船内はインターネットが繋がりません。専用のWi-Fi(有料)があるので、その契約が必要になります。確か、1日30$、全日程120$だったかな?
それが高いと感じるかどうか・・・我が家は、せっかくだから携帯から離れた生活をしよう!という事で、契約はせず、寄港地の情報などは事前に調べて持っていきました。
- 洗濯グッズ
船内にはコインランドリーがありません。その代わり、ランドリーパッケージというのがあるので、お金で解決できます。
1室につき、20点まで$40、40点まで$55
これが高いと感じるかどうか・・・
我が家は、旅行の時にいつも持ち歩く洗濯グッズを持参して、下着類は手洗いで室内干しがいつものスタイル。Tシャツやボトムスは日数分持参しました。
黄色い袋は、折りたたみのバケツ。
くるくるしている青のロープは、セリアで購入したもの。洗濯ばさみやハンガーがかけやすいように工夫されたロープで、めっちゃ重宝しています。
不要だったもの
- 本
- 拡大鏡 → 洗面所についてます
- ビーチタオル
忘れて困った物
- 薬
実は今回、薬を持っていくのを忘れてちょっと大変でした。クルーズ後半に私が風邪ぎみになり、喘息持ちなので焦りました。
薬がないと息が出来なくなるくらい苦しくなる事もあるので、台湾で下船した時に、薬局で薬を購入!
結局、そんなに酷くなる事もなく収束しましたが、万が一を考えて薬は持参するべきだったと反省です。。。
私自身ここ数年風邪をひく事もなかったので、すっかり忘れていました。
- 船内用のミニバッグ
寄港地で観光する時のカバンは持参してたけど、船内で携帯とハンカチを入れるくらいのミニバッグを忘れてしまったので、不便でした。
クルーズ旅行は高い?
クルーズ旅行って、お高いイメージないですか?
私はそう思ってました。お金持ちの方だけが行ける、老後の贅沢な楽しみ方というイメージ。
実際問題、数千万や数百万クラスのクルーズ旅行もありますが、今回私達が乗船したようなカジュアル船では、結構格安で行けちゃうんです。
今回の「GW9日間鹿児島・沖縄・石垣・台湾クルーズ」は、大人168,000円。
この基本料金に+入港料+チップ代がかかりますが、オールインクルーシブで全食事付きで、更に船内でのショータイムやイベント盛りだくさん楽しめる事を考えてると、かなり格安だと思います。
しかも、今回は3人目半額、18才以下無料だったので激安価格でした。
4年前に同じベリッシマに乗船した時は「地中海10日間、スペイン・フランス・イタリア・マルタ」で、たしか24万くらい。勿論、航空費込み全日程の食事付きで!
GWに10日間というスペシャル期間にヨーロッパ旅行が24万なんて、普通に考えたらあり得ない価格ですよね。
ちなみに、同じコースを航空費やホテルを自分で手配して行った場合は、一人50万は余裕でかかってしまう計算になります。
なので、今回のように子供料金無料などの特典があった場合は間違いなくお得になるので、小さいお子さんがいらっしゃるファミリーには、クルーズ旅行チョーお勧めです。
船内情報
船内には、子ども達の遊び場が沢山あります。
ウォータースライダー付きのプールは大人も一緒に楽しめちゃいます。
ちょっとだけ海にせり出している吊り橋はスリル満点
大人の遊び場、カジノは遅くまでやっていた様子。
デッキ6には有料のレストランやBar、などが並んでいます。
LUXURY PLAZAと名してあるように、ハイブランドの時計などが並んでいるところ。
2人で来た時には、こんなお洒落なBarでゆっくりお酒飲むのもいいかも
ジェラード屋さんや、
チョコレート工房もありました。
お値段はGODIVAクラス。
ショップを覗いてみると・・
可愛いけど・・こんなに派手なイヤリング、どんなドレスを着たら似合うんだろ?
船の外周デッキに出てみると・・
タグボートがたくさん用意されていました。これって・・4500人全員本当に乗れるの?? と、タイタニックを思い出して、少しだけ疑い深く見てしまうワタクシ。
全員乗れる分ちゃんと用意されていると説明がありましたので、大丈夫と思います。^^;
ここはあまり乗客が通らない場所なので、お兄ちゃんと弟くんのお気に入りの場所だったらしく、「この手すりで固まってる塩がめっちゃ美味しいんだよ♪」とおススメされました。
どこ舐めてるんだか。。。
お茶したくなったら、デッキ15のブッフェレストランで20時間食べ放題
甘い物も盛りだくさん♪
けど、お兄ちゃんや弟くん達は、これだけの誘惑を目にしても、「全く食べたいと思わない」と言って、食べる事はありませんでした。
小さい頃から、あまりお菓子で育ててないのもあるけど、それにしても、これだけ徹底して小麦や甘い物に対して欲しがらなくなったのは、実際に具合悪くなった経験を数多く積んだ結果かな?
このレストランで一押しなのが、毎日手作りされているモッツァレラチーズ
我が家は全員チーズ大好きなので、これはめちゃくちゃテンション上がました
毎日、大好きなチーズ食べ放題♪
これだけでかなり幸せ
日本のように、お手拭きなど気の利いたものはないので、ビュッフェレストランに入る前には、ここでちゃんと手を洗ってから入りましょー。
エレベーター付近にある内線電話。
受話器を上げて部屋番号を押すと、繋がります。
基本的には、携帯にダウンロードしたMSCアプリ内のチャットでやり取りが出来るのですが、部屋にいる時にはこの方法が一番確実。
部屋でくつろぐことはほとんどありませんでしたが、
有料で映画を観る事ができるようです。
下船の日、横浜は雨でした。
ちょうど窓ふきしてくれている方に遭遇♪
カメラを向けている方にVサインをしてくれています。
こんな感じで、ベリッシマは寄港地の度にキレイにお掃除されているのを見かけました。
2023年GWベリッシマ、日本初上陸の感想
クルーズ旅行っていろいろな旅行会社が出されていますが、私達が乗船したベリッシマはイタリア船。ずっと地中海を周遊していた客船です。
2020年に日本に上陸する予定がコロナで延期延期になり、今回、2023年GWに初めて日本に上陸したという、上陸1回目の記念クルーズでした。
なので、スタッフのほとんどが慣れていない新人さんだったようで、初日のディナーは予約時間に入れず、1時間半待ち。私達は8時予約でしたが、レストランに入れたのは9時過ぎでした。
初日からこの騒動だったので、これがかなりクレームとなってしまった様子。
翌日のショータイムの時、この失態をきちんと謝りたいと、MSCの社長さん、HISの社長さん、ベストワンクルーズの社長さんが壇上で謝罪して状況説明をしてくださいました。
そこで、今回のクルーズが日本発上陸の為、まだスタッフが慣れていなかった事で、対応不足になってしまったとの説明と謝罪。
勿論、だからと言ってこんな事が許される訳ではないので、お詫びにシャンパンをプレゼントしてくださり、その場は温かい拍手で終わったのですが、口コミを見ると、酷評されている方がちらほら。
私達は、地中海でベリッシマに出会い、ベリッシマに惚れ込んでしまったので、今回の事情もどちらかというと、応援する気持ちで受け止めていました。
勿論、私達はお金を払ってサービスを受けているわけなので、対価に合わなければクレームになるのでしょうけれども、、、でもね、同じ人間同士、至らない点があったとしても他に楽しい事も沢山あったのなら、いいじゃない? と思うのですが・・・ホント人それぞれですね。。。
私的には、楽しませて頂いた気持ちの方が大きいので、またクルーズ旅行に行きたいと思ってます。ただ・・日本で乗る事はもうないかな?
次回は、また地中海かカリブ海のクルーズ旅行に行ってみたい
その時また家族皆で行けるように、一つの目標として頑張ろうと思います。
長くなってしまいましたクルーズ旅行記でしたが、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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