ある時から病院巡りを止め、栄養療法に出会って食事の改善に努めてから子供達の体調が落ち着き上向きになってきて、今は起立性調節障害を克服して2人共元気に過ごしています
栄養療法は良い物をプラスするだけではなく、添加物や化学物質、アレルゲンの除去などの引き算も必要になってくるので、とっても奥が深い。
子供達の不調を治してあげたくて、勉強ついでに腸活アドバイザーを取得し、今となっては家族皆が健康に暮らせる食生活になれた事、それに気づかせてくれた子供達に感謝の気持ちです。
栄養療法は、効果なサプリを買う事ばかりじゃなく、日常の食事の摂り方を少し意識を変えるだけで出来る事も沢山あるので、腸活して免疫力をあげる体作りの一例として参考にしてみてください。
常備している物
食事で気を付けていること
- お塩はミネラル海塩 or 岩塩 or 塩麴
- 砂糖はてんさい糖、素精糖
- 醤油・味噌は麦が入っていない物
- 油 加熱用→ココナッツオイル・バター・オリーブオイル
サラダ用→えごま油・あまに油・MCTオイル - 果物はレクチンやアレルギーの交差反応に気を付ける
- お肉は鶏肉5、豚肉4、牛肉1くらいの頻度で摂取
- お肉は出来るだけ抗生剤不使用のものを購入
- 大型魚のマグロ・サーモンは月1くらいに抑える
- できるだけ生のお魚を摂取する
- グルテンフリー生活(米粉で代用)
避けられない時にはグルテン消化酵素を摂取 - 乳製品フリー生活
避けられない時には乳製品消化酵素を摂取 - パンは米粉で手作り
- 炭水化物だけの食事はしない
ラーメン・パスタ・ピザ・そうめん・チャーハンな - 卵は毎日2.3個
- 生卵は食べない
- 卵は平飼いもしくは、遺伝子組み換え不使用の餌で育ったものを購入
- 卵は毎日食べるので種類を変える(違う場所で購入する)
- 食べ過ぎない
- 胃腸が弱ってる時は、食事の前に消化酵素を摂取
- 胃腸が弱ってる時は、消化が早いものを摂取
- 全ての物をよく噛んで食べる
- 野菜はできるだけ無農薬のものを購入
- 野菜や果物は農薬除去してから使う
- 薬味を沢山摂る
- 外食は気軽に行かない
行く場合はリスクを最小限にするよう消化酵素を飲んでから - 食事の時に水を飲み過ぎない
- 電子レンジで調理しない
- アルミホイルで調理しない
- テフロン加工のフライパンで高温調理しない
- 合成洗剤などの化学物質を使わない
- フッ素入りの歯磨き粉を使わない
- お腹が張った時に食べた物はメモしておく
- お腹が張った時、除菌サプリを飲む
- お腹が張った時は発酵食品を控える
- 低FODMAP食を意識して食べる
- アレルギーがひどい時は、レクチンフリー、ヒスタミンフリーの食事を心がける
食べないようにしている物
- 砂糖
- 化学調味料
- 添加物が避けられない加工品
ウインナー・ベーコン・肉まんなど - スーパー・コンビニのお惣菜・お弁当
- ファストフード
- ファミレス
- チェーン店
- 切ってあるお刺身
- 冷凍食品
- 揚げ物
- 養殖のお魚
- 抗生剤不使用かどうかわからないお肉
- 抗生剤不使用かどうかわからない卵
- 鶏肉の皮
- お肉の脂身
- 菓子パン
- スナック菓子
- 小麦
- 乳製品(チーズは大好きなのでたまに摂取)
- トランス脂肪酸
- ジュース(野菜ジュース含む)
- 豆乳
- 市販のドレッシング
- レトルト食品
小麦や乳製品が避けられない時に飲んでいるサプリ
給食などで、どうしても小麦や乳製品が避けられない時に摂取しているのが、このサプリTriEnza。
グルテン不耐症のサプリは他にもありますが、このTriEnzaは、グルテンと乳製品、両方に有効な消化補助サプリなので、子供達の鞄には常に入っています。
>食品タンパク質(グルテン、カゼイン、大豆を含む)、炭水化物、糖(乳糖を含む)、脂肪、ポリフェノール、繊維の消化をサポートします。
あとがき
もともとが健康オタクだった私は、初めて妊娠をした時から、食べ物にはかなり気を付けて過ごしてきた方だと思っていました。
マーガリンなどのトランス脂肪酸は妊娠前から食べていないですし、インスタント食品やコンビニご飯、ファーストフードもあまり食べません。
妊娠してからは、ホームベーカリーを購入して食パンは手作りに切り替えました。
こんなに食に気を使って過ごしてきていたのに、、、
子供達が兄弟揃って起立性調節障害となり、2人揃って寝込む事になるなんて信じられなかったです
一体何がいけなかったのか??
どうして我が子達が??
子供達が倒れるまで、起立性調節障害という病名も聞いた事がなかったので、子供達の身体に何が起きているのか見当もつかず、最初の頃は自責の念にかられて泣いてばかりいました。
今思う事は、起立性調節障害という病名自体がとっても曖昧な括りであり、この診断をされた子供達の原因も症状も実に様々。なのに、その原因を追究する事なく、「思春期が過ぎたら良くなる」というような、漠然としたガイドラインはあまりにも短絡的に感じてしまいます。
我が家の子供達の場合は、グルテンと乳製品の消化が苦手という事がわかり、これらの食品をきちんと除去してあげる事で、かなり体調が上向きになってきました。それに加えて、化学物質過敏症というのもあり、外食をすると顕著に体調が悪くなる事がわかっています。
化学物質過敏症とは洗剤、柔軟剤、アルコール消毒剤、芳香剤などの日常生活で私たちが何気なく使用しているものに含まれる化学物質に接触することで、頭痛や倦怠感、不眠など多岐にわたる症状があらわれる疾患。 発症するとごくわずかな化学物質に対しても敏感な状態となってしまいます。
子ども達が病気になってはじめて栄養療法に出会い、健康な時には何も気にせず食べていた食材に、添加物や農薬などの見えない毒が入りこんでいたかを知り、衝撃を受けました。調べれば調べるほど、それらの化学物質がどれほど人間の体に害を及ぼすかを知ることになります。
ですが、いざ添加物を避けた食事を作ろうと思っても、加工品は添加物だらけだし、無添加食品や無農薬野菜となると高額になり、最初の頃は何を買ったらいいのかわからず途方に暮れていました。
けど、これも慣れてくるものです。ハムやベーコンを買うならこのお店。安全な卵を買うならこのお店。野菜はここ。という感じに購入するお店が定まって来ると一気に楽になり、それが新しい習慣となってしまうものです。
お薬を飲んで改善される効果は一時しのぎにしかなりませんが、栄養療法は健康な身体を手に入れる為の最強の方法で一生物です。
無理せず出来る事から、少しづつ変えていくと、いつの日かそれが当たり前になって、習慣化されてきますから。
まずは、グルテンフリーと乳製品フリーを試してみてください。
二週間完全に止めてみると、身体の変化を感じられると思います。